写真集は異例の売れ行きで…節目の30歳になった佳子様 ますます強くなる「悠仁さまの支えに」の思い
十分お話を伺う機会はなかった
昨年12月29日、佳子さまが節目となる30歳になられた。 「各出版社はこの機会を逃さないよう、佳子さまがお生まれになってから30年間を1冊にまとめた写真集を発売しています。売れ行きも悪くないそうで、改めて“美し過ぎるプリンセス”の人気ぶりが表れています」(女性誌皇室担当記者) 【写真】可憐すぎる…!ブルーのワンピース姿の佳子さまの「ハニカミ笑顔」 姉・眞子さんが小室圭さんと結婚したのも30歳のとき。周囲は佳子さまがいつ結婚を発表してもおかしくないと考えているようだ。しかし、佳子さまも含めた女性皇族の今後について、先日ひと悶着があった。 「12月12日に開かれた西村泰彦宮内庁長官の定例会見で、異例の“謝罪”があったんです」(同・女性誌記者) 発端は11月末に行われた秋篠宮さまのお誕生日会見でのご発言。政府が進める皇族数の確保策に関する協議で、女性皇族方が結婚しても皇室に残る案を各党がおおむね賛同しているのだ。 この件を踏まえて、会見で記者から 「当事者(女性皇族)のご意見を聴取する機会が必要とお考えでしょうか」 と殿下に質問したところ、 「該当する皇族は生身の人間。少なくとも、そういう人たちを生活や仕事の面でサポートする宮内庁の然るべき人たちは、その人たちがどういう考えを持っているかということを理解して、もしくは知っておく必要があるのではないかと思っております」 と、暗に宮内庁の対応に苦言を呈された。これを受けて西村長官は会見で 「殿下のおっしゃったことはその通り。十分お話を伺う機会はなかったと」 と、反省の弁を述べる事態に。 佳子さまが結婚されるのが先か、具体的に進みつつある皇族数確保に関わる法案が成立するのが先か……。 ◆結婚後も“半分は皇族”という意識 ただ、事情を知る秋篠宮家関係者は、とある可能性を示唆する。 「このままだと、皇室はいずれ悠仁さまのご家族だけとなってしまう。佳子さまは、その将来を大変心配されています。佳子さまは、悠仁さまが幼い頃からとても可愛がっており、地方公務などでご両親がいないときや、眞子さんが海外留学で長らくお住まいにいなかった際、積極的にお世話をされていました。 大学時代のご友人にも“弟が可愛いくて仕方ない”と、よく嬉しそうに話されるほどだったそうです。そんな悠仁さまが天皇陛下に即位された後、誰も共感することができない“究極の孤独”に苛まれることを心配し、ご自身も皇族として残る気持ちがおありなのではと囁かれているのです」 秋篠宮邸が新築された際、佳子さまのお部屋は用意されず、現在も分室に住われていることから結婚はほぼ既定路線。ただ、皇族数確保の法案が成立する前だろうが、後だろうが、佳子さまは皇室に積極的に関わっていく可能性は十分に考えられる。 「例えば、高円宮家の三女の守谷絢子さんは現在も、皇族時代に請け負っていた総裁職を結婚後も変わらず続けていらっしゃいます。現在の皇族数が少ないことから佳子さまも同じように、仮に結婚した後もテニス協会や日本工芸会の総裁職は引き続き請け負われるのではないでしょうか。なぜならそれが、皇籍離脱後も悠仁さまを支えることができる手段だからです」(同・秋篠宮家関係者) 渡米し、現地で生活を続ける姉の分まで、これからの皇室を支える存在になられるのかもしれない。 「よくメディアでは佳子さまのことを“籠の鳥”と表現したり、“早く皇室を出たいと思われている”と報じることが多いですが、佳子さまは皇族としての誇りを感じていらっしゃるという声も多い。世間で言われる自由奔放というイメージの一方で、皇族としての仕事をしっかりと務められるようにお考えになっているのは間違いない。 もし結婚されて皇室から離れたとしても、“半分は皇族”という意識で、近くで悠仁さまをお支えになると思います。いま生活をされている分室には公務の関連資料が多いでしょうし、あえて佳子さまのお部屋を片付ける必要もありません。いつでも“実家”に帰れる体制を維持する可能性は十分にある。皇室典範の改正で女性皇族が皇室に残ることになっても、そうならなくても、佳子さまは悠仁さまのサポートに注力されていくのではないでしょうか」(同・秋篠宮家関係者) 存続の危機とも言える将来の皇室を陰で支えるのは、やはり佳子さまなのかもしれない――。
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