明大が始動 今秋ドラフト候補の高須「エースでチーム4冠」 木本主将&小島は三冠王目標
明大が8日、東京都府中市のグラウンドで始動し、今秋ドラフト候補の投打の要が意気込みを語った。 192センチの長身右腕・高須大雅投手(3年・静岡)は「最終的な目標はドラフト1位でプロに行くこと。エースになって、チームの4冠に貢献したい」と気合十分。昨春は最優秀防御率を獲得したが、昨秋は内側側副靱帯の部分断裂を負ってリハビリに専念。「今は7割くらいの力で投げられる。春には間に合います」と順調な回復ぶりを強調した。 主将の木本圭一内野手(3年・桐蔭学園)と小島大河捕手(3年・東海大相模)はともに三冠王を目標に掲げた。「4割、5本塁打、20打点」と意気込んだ小島は、高須と対照的に「評価は周りがするもの。ドラフトは意識せずチームのために」と泰然。15年連続でプロ選手を輩出する名門がV奪回に燃える。 ◆高須 大雅(たかす・ひろまさ)2003年8月28日生まれ、21歳。静岡県磐田市出身。192センチ、93キロ。右投げ右打ちの投手。最速153キロ。青城小2年時に磐田スモールキングで野球を始め、磐田東中では軟式野球部に所属。静岡では1年秋からベンチ入りし、3年夏に甲子園出場。明大では2年春にリーグ戦初登板。3年春には最優秀防御率を獲得し大学日本代表に選出。50メートル走6秒4、遠投100メートル。 ◆小島 大河(こじま・たいが)2003年10月27日生まれ、21歳。神奈川県出身。179センチ、83キロ。右投げ左打ちの捕手。高部屋少年野球部で野球を始め、山王中では相模ボーイズに所属。東海大相模では二塁手として1年秋からベンチ入りし、3年春のセンバツ優勝に捕手として貢献。明大では1年秋に初出場。3年春にベストナインを受賞し、大学日本代表に選出。50メートル走6秒4、遠投110メートル。