元浦和FWリンセンが語る日本での思い出「食事は世界で最高」「とても清潔な国」
適応への苦戦も認める
NEC加入が決まったFWブライアン・リンセンが日本での思い出を語っている。オランダ『FORZANEC』が伝えた。 これまでのキャリアでは、オランダ国内でプレーしてきたリンセンは2022年に浦和レッズへ加入。J1リーグ戦通算38試合に出場し、4ゴールを記録したが、2024シーズン限りで退団が決定。新天地はオランダ1部NECに決まった。 日本での記憶についてリンセンは「スーパーマーケットで行列に並んでも、前に割り込もうとする人がいないんだ。道にゴミが落ちていない。外には何も捨てず、落ち着いてゴミ箱に捨てる。とても清潔な国なんだ。エスカレーターでは全員が左側に立ち、急いでいるときは右側を通る。これらはすべて、仲間に配慮した小さなことだ」と話す。 それでも、英語が通じない日本では馴染むのに苦労したと明かし、リンセンはこう語る。 「長い間苦労した。サッカーをプレーするだけでなく、物事をどのようにアレンジするかなど、違うことがたくさんある。彼らはほとんど英語を話さない。東京でもそうだけど、東京の外ではもっと難しくなる。そうなると、コミュニケーションを取るのはかなり難しい。だから通訳なしでは何もできない。例えば、初めて美容院に行こうとする。そうすると、通訳が一緒に来て、どんな髪型にしたいか伝えなければならない。そうしないとうまくいかないからね」 一方で、食事については「多分、世界のどこよりも美味しいと思う。とても新鮮で、すべてが美味しい」と認める。 「食べ物の質は今まで経験した中で最高。魚だけでなく、肉も。パスタだけはダメだったけどね」