UNLIMTEDルールで栗秋祥梧、重森陽太の現王者らが外敵に3連敗の非常事態【KNOCK OUT】
重森は初めてのUNLIMTEDルールでRIZINで活躍する倉本一真(リバーサルジム新宿MeWe/MAJESTIC)と対戦。倉本は全日本レスリング選手権大会男子グレコローマン59kg級・60kg級で3連覇を達成。ムエタイvsレスリングの図式となった試合は2R2分43秒で倉本がTKO勝ちを収めた。 1R、ともにオーソドックスの構え。倉本はいきなりタックル。重森がロープ外に体が出てしまいブレイク。倉本はタックル重森はこらえてヒザ。しかし倉本は強引に後方に投げる。しがみついてブレイクを待つ重森。スタンドに戻ると倉本はタックル。尻をついている重森を持ち上げた倉本は後方に投げると重森はDDTの体勢で落下もスタンドに戻る。またもタックルの倉本。しがみつく重森をまたも持ち上げた倉本は前にバスター。重森は前蹴りも倉本がキャッチして倒すが重森がしがみつき防御。そのままゴング。
2R、重森は右カーフ。倉本はタックルにいくが重森はバックステップ。組み付いた倉本のボディーに重森がヒザ。しかし倉本は一本背負いからグラウンドに持ち込みサイドポジションから鉄槌、ヒザ、亀になった重森にパウンド。コーナー付近に逃げる重森だが、ドントムーブで中央に戻される。倉本はサイドバックからパンチを連打。攻撃が続いていることからブレイクはかからず、重森はパンチを受け続ける形になり、動きが止まったところでレフェリーが試合を止めた。
バズーカも初めてのUNLIMTEDルールで元Krushライト級王者の大沢文也(ザウルスプロモーション)と対戦した。2人は2018年5月にKrushで対戦し、大沢がダウンを奪った上で判定勝ちを収めている。 1R、ともにオーソドックスの構え。大沢はチェンジを繰り返す。互いに様子をう揚がう時間が続く。ともにロー。バズーカの蹴り足をつかんだ大沢。バズーカがバランスを崩して倒れると大沢は踏みつけに行く。なんとか回避したバズーカが立ち上がる。バズーカは右ミドルも大沢は距離を取り単発に。バズーカは右ローで様子をうかがう。大沢は踏み込んでワンツーの右ストレート。コーナーに詰めたバズーカがパンチも大沢が組み止める。 2R、やや距離が遠い両者。バズーカは右ロー、右ハイ。大沢はテイクダウンの動きも見せる。バズーカは右ロー、左インロー。互いにローを蹴ってこいと挑発。バズーカは左ミドル、右ロー。バズーカの左ジャブに大沢がパンチを合わせる。バズーカの前蹴りをキャッチする大沢。そして組み合いとなり、バズーカがテイクダウンを狙う。ブレイク後、大沢が右のオーバーハンドも組み止めたバズーカがテイクダウン。大沢が下からしがみつきブレイク。