20歳・長田澪は来季から正守護神に? ブレーメンが現正GKの売却を検討せざるを得ない理由を現地メディア報道
GK長田澪は遅くとも来夏以降はブレーメンでの立ち位置が大きく変わるかもしれない。ドイツ『スカイ』が報じている。 欧州での登録名は“ミオ・バックハウス”の20歳・長田はドイツ人の父親を持つ日独ハーフの現U-20ドイツ代表正守護神。今夏にほぼ全試合に出場したレンタル先のオランダ1部フォレンダムから復帰し、ブレーメン正GKミヒャエル・ツェッテラーの控えとしてベンチ入りするも出場機会は与えられていない状況が続いている。 しかし、この先その状況に変化があるかもしれない。『スカイ』のパトリック・ベルガー記者が『X』で伝えるところ、来夏に元ウルグアイ代表GKフェルナンド・ムスレラとの契約が満了となるガラタサライがツェッテラーの獲得を検討しているという。 そして、ベルガー記者曰くブレーメン側もツェッテラーの売却に「オープン」とのこと。その理由として、「ブレーメンにはミオ・バックハウスというトップ級のタレントがいるからだ。バックハウスは今季中にも出場機会を得る可能性さえある」と挙げ、また長田には「ブライトンやバルサなどからも関心が示されているが、1番手としてではない」と指摘している。 同記者は、今季はツェッテラーの正守護神としての立ち位置は変わらないものの、ブレーメンは長田をその後釜として位置付けているという見解の模様。すでに他クラブからの興味が報じられているヤングスターを来シーズンもベンチに置くのは難しいと考えるようだ。