【巨人】阿部監督「全員で勝った1勝」 “全員野球”で初のサヨナラ勝利 野手全員起用&8人の投手リレー
◇プロ野球セ・リーグ 巨人3x-2広島(13日、東京ドーム) 巨人は延長12回に代打・大城卓三選手のタイムリーでサヨナラ勝利。試合後、チームを5連勝に導いた阿部慎之助監督がインタビューに応じました。 先制のピンチを救った佐々木俊輔選手(画像:日テレジータス) 12回の試合展開について問われると、「最後は大城が打ちましたけど、本当に全員で勝った一勝じゃないかなと思います」とコメントした阿部監督。 この日はベンチに登録した野手全員を起用し、4時間11分の試合をサヨナラ勝利。「みんな精いっぱいで、必死にやって勝てた1勝なので、今日の勝ちは大きいなと。それしかないですね」と、試合を振り返りました。 6回に岡本和真選手の打球が東京ドームの天井を直撃し、ドームの懸垂物に乗って落ちて来ず。これが先制のエンタイトル2ベースになった場面について「落ちて来なかったので、東京ドームのベンチにルールが書いてあったので、2ベースでラッキーな1点でしたね」と話しました。 また岡本選手はチャンスで回ってきた8回の第4打席、ショートゴロの当たりに全力疾走。これが同点に追いつくタイムリー内野安打となりました。 阿部監督は「(岡本選手の)そういう姿勢が野球の神様が見てくださってるんじゃないですかね」とコメントしました。 また、ルーキー・佐々木俊輔選手の活躍を「どんな形であってもヒットが出れば、本人もどんどん成長していくはずなので、明日以後もどんどん自信を付けられるようなヒットを、H(ヒット)を付けれるように頑張ってもらいたいと思います」と評価した阿部監督。 さらに、「すごく頑張って、なんとかしようとしてる姿も見られましたし、本当に素晴らしいリードしたんじゃないかな」と、602日ぶりに先発で登板した堀田賢慎投手と、バッテリーを組んだ岸田行倫選手についても言及しました。 この日、投手陣も8人がマウンドに上がり、まさに“全員野球”で勝利を掴んだ巨人。阿部監督は「そのままで。全員が頑張ったので、中継ぎが打たれましたけど、チームがまた救ってくれましたので、明日も登板してもらいましょう」と語りました。 最後に「今日は今日でしっかり反省するところはして、明日はまた良いコンディションで、良いモチベーションで試合に臨んでほしいなと思います」と、明日の試合に向けて意気込みました。