定額制動画配信サービス、年間視聴ランキングは『名探偵コナン』が圧勝!
いつでも好きな動画を視聴できる「定額制動画配信サービス」。さまざまなサービスがあるが、いったいどれが人気なのだろうか。また、よく観られる作品はあるのだろうか。今回は、定額制動画配信サービスの年間視聴ランキングについて紹介しよう。 【画像でわかる】NHKプラスとNHKオンデマンドは何がどう違う? どちらも「受信契約」は必須?
定額制動画配信サービス、サービス別は「Amazonプライム・ビデオ」がトップに
GEM Partners(ジェムパートナーズ)株式会社は2024年1月1日~12月8日、エンタメブランドのリーチを比較・評価した指標リーチptをもとに調査した。 2024年最もリーチが多かった定額制動画配信サービスは「Amazonプライム・ビデオ(Prime Video)」で105,105ポイントだった。2位は「Netflix」で64,997ポイントで、1位とは約40,000ポイント差がついた結果となった。そして3位には「U-NEXT」が25,998ポイントでランクイン。月額料金が2,189円と割高だが、雑誌読み放題などのサービスがついており、利用している人も多いようだ。4位は「Hulu」で16,072ポイント、5位は「dアニメストア」で13,345ポイントだった。定額制動画配信サービスはいくつもあるが、その中でも比較的月額料金が安く、ジャンル問わず作品が視聴できる「Amazonプライム・ビデオ」に利用が集中していることがわかった。
最も多く観られたエンタメ作品は『名探偵コナン』
「Amazonプライム・ビデオ」の利用が多いことが判明したが、いったいどのエンタメ作品が人気なのだろうか。エンタメブランド名については調査の結果、『名探偵コナン』が6,897ポイントでトップに。視聴サービス別構成比をみてみると、「Amazonプライム・ビデオ」が49%、「Netflix」が19%、「Hulu」が16%で、特に「Amazonプライム・ビデオ」で観られていることがわかった。また、視聴コンテンツの約7割がTVシリーズ、約3割が映画だったという。性別構成比では、男性36%、女性64%と女性の視聴者が多かったようだ。 2位には『鬼滅の刃』が4,901でランクイン。視聴サービス別構成比は「Amazonプライム・ビデオ」が51%、「Netflix」が25%、「U-NEXT」が7%だった。性別構成比は男性57%、女性43%と男性に好まれている作品のようだ。 そして、3位には『ONE PIECE』が4,842ポイントでランクイン。視聴サービス別構成比は「Amazonプライム・ビデオ」が48%、「Netflix」が29%、「U-NEXT」が8%という結果となった。性別構成比は男性61%、女性39%と、こちらも男性が多く観ている作品のようだ。 1位から20位までのエンタメブランド名を見ると、アニメ作品が上位を占め、また「Amazonプライム・ビデオ」で視聴していることがわかった。一方、14位の『ゴジラシリーズ』、15位の『怪獣8号』、20位の『ハリー・ポッターシリーズ』など根強いファンがいる作品もあり、その人気が伺える。また、「Netflix」でしか配信されていない11位の『地面師たち』、13位の『涙の女王』は、2024年に話題になった作品ということもあり、よく観られていることがわかる結果となった。 2024年にあなたが観た作品はランクインしていただろうか。アニメが好きだが、今契約しているサービスに満足していないのであれば、「Amazonプライム・ビデオ」を利用するのが得策かもしれない。 出典元:【GEM Partners株式会社】
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