ジョンロブやジェイエムウエストン、ダンヒルなど!ビジネスにもカジュアルにも使えるシューズを紹介。
きちんとした印象を損なうことなく、エフォートレスに装えるセットアップは、現代におけるビジネスウエアの新定番。とはいえ、案外難しいのが足元の仕上げだ。フォーマルなドレスシューズだと杓子定規で面白みがなく、かといってカジュアルなスニーカーでは軽快さが強調され、ビジネスシーンでは文字どおり“足元を見られる”恐れもある。そこで、セットアップに似合うシューズを各ブランドから厳選。おすすめの一足を日替わりで紹介する。 【一覧】2024年 スニーカー特集vol.1~vol.5
“紳士靴の王様”が卓越したノウハウを注ぐ、 ジョンロブのスリッポン。
トウからヒールにかけての流れるようなラインが優美な、ジョンロブのスニーカー「LIFT(リフト)」。ライニングとインソールを一体化させた“サチェット製法”を採用することで、軽さと足指の動きに沿った柔軟性を併せ持つ。レザー素材のアッパーに配した伸縮性のあるエラスティックバンドは、容易な脱ぎ履きに加え、モダニティーにも一役買っている。足全体をしっかりと支えるファウンドリーラバーソールとクッション性に優れたフットベッドで履き心地も抜群。心まで洗われるようなオールホワイトは、グレイやネイビーのセットアップを爽やかに格上げしてくれる。 問/ジョン ロブ ジャパン 03-6267-6010
スエードの優しい風合いが装いになじむ、 ジェイエムウエストンのスニーカー。
フランスの老舗シューメゾン、ジェイエムウエストンが誇るベストセラーモデル「オンタイムスニーカー #624」。均整の取れたフォルムや白いラバーソールに象徴されるシンプルなデザインは、クラシカルなテニスシューズがイメージソースとなっている。サイドにあしらったダブルシームと控えめな穴飾りが、上品なエスプリをプラス。スエードの柔和な表情を、要所に配したレザーのトリミングがグッと引き締めている。ソール裏にはオリジナルのモノグラムパターンを配すなど、見えないところにまでこだわりが息づく。リモージュの自社工場で一度だけソールの張り替えが可能で、長く履くことを前提とした確かなものづくりは、ブランドの信頼感へと帰結する。 問/ジェイエムウエストン 青山店 03-6805-1691