暴言で復帰のめどが立たないフワちゃん、失言後の痛々しい謝罪が記憶に残る和田アキ子… 2024年炎上タレントのその後
ワイドショー的な要素が強い番組
一方、フワちゃんの“暴言”ほどひどくはないものの、和田の「トド」発言も大きな波紋を呼んだ。 おそらく悪意はないのだろうし、彼女からすれば「トドってかわいい」ということなのだろうが、比喩として使うのはあまりに配慮がないというのが常識。 芸能担当記者が言う。 「和田さんの冠番組『アッコにおまかせ!』(TBS系列)は、1985年に放送スタートという長寿番組です。最初は純粋なバラエティー番組でしたが、1990年代から芸能界の結婚・離婚騒動やトラブルの当事者を番組に呼んで話を聞くなど、ワイドショー的な要素が徐々に強くなりました。今ではニュース解説が番組の看板と言っても過言ではありません。歯に衣着せない和田さんの発言は視聴者から支持され、“ご意見番”のあだ名が生まれた理由の一つです」
「律儀に謝る姿が痛々しい」
ところが最近、和田の発言は問題視され、ネット上で炎上してしまうことが非常に増えている。先述の北口選手への失言以外にも、 「7月21日の放送で、宮城県大河原町の男性町議が、本会議中にスマホゲームで遊んでいた問題を取り上げたのです。ちなみに町議会では24日に辞職勧告決議が可決し、男性は議員辞職を表明しました。ところが放送時は町議のままで、批判が殺到している真っ最中でした。和田さんは『こんなことを言うと叱られるかも分からないけど』と前置きした上で、『私はかわいいなと思いました。だって小学生に指摘されたんだよ、ツムツムのゲームやって』と笑顔で発言してしまったのです」(前出の記者) 幸いだったのは共演者が敏感に反応し、慌ててツッコミを入れたことだ。「町議が本会議中にゲームで遊ぶことの問題点」に気付いたのか、和田は「失礼な発言をしてしまいました」と謝罪。さらにCMを挟み、再びスタジオで大河原町の問題を取り上げた際、さらに謝罪した。 バラエティー番組の制作スタッフが言う。 「全盛期の和田さんなら、あんな発言はしなかったでしょう。21日の放送ですが、和田さんは発言直後の場面と、しばらく時間がたった後の場面、大きく分けて二つの場面で謝罪しました。詳しく見ると発言直後に2回謝り、CMを挟んで3回目の謝罪を行ったのです。CM明けの謝罪は番組上層部が和田さんに再び謝るよう指示をした可能性もあります。昔を知る者として、和田さんが律儀に謝る姿を見ていると痛々しいというか、いよいよ『アッコにおまかせ!』も終わりかなという気持ちになりました」