K-POPとJ-POPの良いところを取って“できている”――道なき道を進むJO1が目指す「トップ」 #なぜ話題
「エグかったな、終始(笑)。渡韓前後で2週間の隔離生活をしなくちゃいけなくて、ホテルの部屋でずっと歌いまくってた」(河野) 「下の階の人から電話かかってきたもん。足でリズムをとりながら歌っていたら、いきなり電話で『Are you enjoy?』って(笑)」(川尻) 「隔離生活って本当なんだ、と思いましたね。メンバーで集まることもできないし、めちゃめちゃ大変でした」(川西) 「ホテルの部屋にずっとひとりっきり。ドアから足が一歩でも出ようものならすぐに怒られるので、じっとしていました」(川尻) 「今思うとそれが最高の2週間の休みでしたね(笑)」(河野) 「だから僕はその2週間で『プリズン・ブレイク』を全話見ました(笑)」 (川西)
11個の積み木が積み上がっているけどグラグラ揺れている
前述したようにJO1は『PRODUCE 101 JAPAN』から登場したグループだったからなのか、“彼らはJ-POPかK-POPか”という話題がネット上にしばしば登場する。この点についてメンバー自身はかなり冷静に見ているようだ。 「僕たちが所属している事務所が日韓の合弁会社(LAPONEエンタテインメント)なので、両国のノウハウや流派をいろんな角度から知ることができるのが強み。むしろ、ネットでそういう意見が出ているっていうのは、どちらの要素も感じとれているということなので、僕らが両方の良いところを取って“できている”証拠なのかなとも思います。また最近はデモを聴いた段階で『JO1っぽさ』を感じたり、少しずつですが僕らのスタイルが確立できてきたんじゃないかなとも実感しています」(川尻) 「さっき言ったように、去年ぐらいからすごく良いチームになったんじゃないかっていうのは、チームワーク的なこともあるんですが、それだけじゃなくて。パフォーマンスの仕上がりもいい感じだし、ライブをやったら誰にも負けないだろうという自信がつきました。本当に個性が強いメンバーばかりです。今の僕たちは形の違う11個の積み木が奇跡的に積み上がっているけど、グラグラ揺れている状態。でも絶妙なバランスでキープしている感じがありますよね、いい意味で。それがJO1らしいスタイルだと思います」(河野) 「JO1は本番に強いなって思います。実際ステージとか、時代の流れとかでさえ何が起こるか分からないし、何がいいかも分からない中で、その瞬間のベストを出すのがうまい。JO1だからかっこよく見えるもの、拓実や純喜だからかっこよく見えるものをメンバーそれぞれ選択するのがうまいなって近くで見ていて思います」(川尻)