「久保がスペシャルな仕事をした」シリア戦の先制弾は森保ジャパンの進化の証【熟練記者の視点】
シリアの上を行った日本
「カタール・ワールドカップ後、日本代表の選手たちのシュート力は上がっている」 そう言ったのは、熟練記者の河治良幸氏だ。 PHOTO】日本代表のシリア戦出場16選手&監督の採点・寸評。スコアラーと指揮官に7点台の高評価。MOMは4Aの14番 「ミャンマー戦の鎌田選手のミドルといい、シリア戦の久保選手の先制弾といい、ああいうのを決められる。シリア戦で森保監督がミドルシュートが鍵を握ると言っていて、それを応える形で久保選手がスペシャルな仕事をしました」 例えばシリア戦、先制されるまでシリアの守備は決して悪くなかった。中央のエリアをしっかりと固め、ゴール前に蹴り込まれたボールを弾き返した印象があった。 しかし、そんなシリアの上を日本は行った。ゴール前の守りを固めるなら、ミドルを狙う。それをシリア戦では久保がいとも簡単にやってのけた。このあたりが、森保ジャパンの進化の証と言える。 カタール・ワールドカップ後の8試合で、日本代表は計34得点。攻撃パターンが増えている現状から察すれば、確かに「シュート力は上がっている」。 構成●サッカーダイジェストTV編集部