元阪神、ダイエー捕手の岩切英司さんが死去 引退後はタクシー運転手も
プロ野球の阪神、ダイエー(現ソフトバンク)で捕手としてプレーした岩切英司(いわきり・えいじ)さんが9月15日、呼吸器不全のため福岡市内の病院で死去した。62歳。大阪市出身。葬儀は17日に近親者で行った。 ■タクシー運転手として働く岩切英司さん【写真】 大阪・城東工高から社会人野球の京都大丸、住友金属鹿島を経てドラフト6位で1984年に阪神入団。91年に交換トレードで池田親興、大野久、渡真利克則とダイエーに移り、94年限りで現役を引退した。翌95~2000年は育成コーチを務めた。通算71試合出場で打率1割5分9厘。 温厚な人柄で後輩から「ガンさん」と慕われた苦労人で、20年からは「西日本自動車」でタクシー乗務員として勤務していた。 【#OTTOホークス情報】 【▼「5対4」のトレードで阪神からダイエーへ 岩切さんの現役生活を振り返った記事は下記関連リンクから▼】 ①チーム支えた捕手が新天地でハンドル握る【岩切英司さん】 ②ダイエー時代唯一のヒットは工藤公康から…【岩切英司さん】
西日本新聞社