ユヴェントスがドウグラス・ルイスの負傷状況を発表…長期離脱は回避も、インテル戦出場は困難か
ユヴェントスは23日、同クラブに所属するブラジル代表MFドウグラス・ルイスのメディカルレポートを発表した。 D・ルイスについては、22日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第3節シュトゥットガルト戦のスターティングメンバーに名を連ねていたものの、同試合のウォーミングアップ中に負傷。具体的には左太ももに違和感を覚え、出場を回避していた。 なお、同試合はイタリア代表GKミケーレ・ディ・グレゴーリオが出場停止のため不在のなか、代わって起用された元同GKマッティア・ペリンが度重なる好セーブを見せたものの、後半アディショナルタイムに痛恨の失点を喫し、0-1で敗北。ユヴェントスとしては、今季の公式戦で初黒星を喫していた。 同試合の翌日、クラブがD・ルイスのメディカルレポートを発表。クラブの医療部門にて検査を受けた結果、筋膜や筋繊維の損傷・断裂等は見つからず、大きな負傷とはならなかったことが明かされた。一方で、今後ケガに発展する可能性を防ぐべく、D・ルイスのコンディションは今後も注視されることが伝えられている。 D・ルイスは今夏の移籍市場において、最大5150万ユーロ(約85億円)と見られる移籍金でアストン・ヴィラからユヴェントスへ完全移籍加入。今季はここまでセリエAで7試合、CLで2試合に出場しているものの、先発したのは2度のみと新天地への適応に苦しんでいる。 ユヴェントスは27日、セリエA第9節でインテルとの“イタリア・ダービー”を控えている。『スカイ・イタリア』によると、D・ルイスは戦線離脱こそ免れたものの、イタリア屈指の大一番への出場は難しいという。現在、ユヴェントスではオランダ代表MFトゥーン・コープマイネルスが肋骨の骨折で、アルゼンチン代表FWニコラス・ゴンサレスが筋肉系トラブルで戦線を離れており、ブラジル代表DFグレイソン・ブレーメルについては左ひざ前十字靭帯損傷で長期離脱を強いられている。チアゴ・モッタ監督の下、ユヴェントスは“復権”に向けて悪くないスタートを切っていたが、ここに来てケガ人が増えてきた。
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