巨人 坂本の代走で丸登場 阿部監督の采配に敵地カープファンもざわつく
「広島-巨人」(12日、マツダスタジアム) 巨人は3点リードの七回、1死二塁から坂本が右前打。1死一、三塁と好機を拡大すると、阿部監督はこの日スタメンから外れていた丸を坂本の代走として起用した。 【写真】9回にはとどめの2ラン とびっきりの笑顔で丸ポーズ かつてカープに所属していた丸が代走、しかも坂本に代わっての登場に敵地はざわついたが、阿部監督の表情は変わらず。天王山3連勝へ、隙を見せずに手を打った。 坂本はこの3連戦で2番に起用され、3戦連続マルチ安打の大活躍。3点リードで終盤に入り、坂本の負担も考慮しての交代とみられる。七回裏の守りでは代走・丸が中堅に入り、左翼に入っていた増田大が三塁に就いた。 丸の代走は今季初で、昨年5月26日の阪神戦以来。その前は12年4月8日のDeNA戦で、通算6度目となった。