ウェストハムが興味を示すも今冬は残留か チェルシーはDFアダラビオヨ移籍を容認しない姿勢
プレミアリーグでは控え
チェルシーは1月の移籍市場でDFトシン・アダラビオヨを移籍させる気はないようだ。英『Football Insider』が報じている。 [動画]凄まじいチェルシーの攻撃陣の破壊力 2点ビハインドからトッテナムを粉砕 今夏にフラムからフリーでチェルシーに加入した同選手はここまで公式戦11試合に出場しているが、主な出場はカップ戦となっており、プレミアリーグでの出場は5試合のみ。そのうちスタメンは3試合でプレイ時間は263分となっている。 リーグ戦では控えという立ち位置のアダラビオヨに守備陣の強化を画策しているウェストハムが興味を示しているという報道もあったが、同メディアによると、チェルシーは冬の移籍市場で同選手を移籍させることを検討していないという。 指揮官エンツォ・マレスカは現在プレミアリーグ2位で、UEFAカンファレンスリーグでも無敗で首位を走る現状に満足しており、1月にトップチームの選手たちを失うことに消極的な模様。さらにリース・ジェイムズ、ウェズレイ・フォファナといった選手らが怪我している状況もあり、1月にトップチームに入る守備陣を移籍させたくないと考えているようだ。 アダラビオヨの本職であるCBにはレヴィ・コルウィル、アクセル・ディサシ、ブノワ・バディアシルといった選手たちがいるが、プレミアでの経験が豊富なアダラビオヨの存在は貴重だ。 現段階ではチェルシーで絶対的存在には至っていないアダラビオヨだが、ここから定位置を確保することはできるだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部