名護市辺野古区で米海兵隊員が刺される 刺した男は凶器を持って逃走
▽愛久澤力也記者 「交番からも近い住宅街で、外国人男性が刺されたということです。容疑者は凶器を持って、逃走しています」 【写真を見る】名護市辺野古区で米海兵隊員が刺される 刺した男は凶器を持って逃走 名護市消防によると、29日夜8時過ぎ、名護市辺野古区で「20代男性が屋外で刺された。会話は可能」と消防に通報があった。 被害者の男性は県内の米軍基地に所属する海兵隊員で、辺野古区内の飲食店で仲間数人と飲食していたという。一度店の外に出たあと、複数か所を刺されたとみられるけがをした状態で見つかり、目撃者が通報した。刺されたのは辺野古区の交番付近とみられる。消防が現場に到着したときにはすでに米軍の救急によって応急措置が施されており、その後搬送されたという。 警察によると被害者の男性は、「お金を貸してと要求されたが拒否すると殴られた。その後、刃物のようなもので肩・胸・足など複数箇所を傷つけられた」と話していたという。また、刺した人物も外国人とみられ、身長は1メートル90センチほど、黒のパーカーを着用しているという。 ▽近隣住民 「友人同士でも、もし会ったりしたらやばいなと(話している)。逃げているから結局また車を襲ったりとかやるんじゃないかと」 刺した人物は凶器を持って逃走していて、警察が傷害事件として捜査している。辺野古区には米海兵隊基地「キャンプ・シュワブ」がある。 ーーー ※被害男性について、当初の記事では消防に入った通報をもとに「軍属」としていましたが、警察が身元を確認した結果「米海兵隊員」と訂正され、記事を修正しました。
琉球放送