「何よりも警戒はリバウンド」 菅首相、9都道府県の「宣言」解除を発表
菅義偉(よしひで)首相は17日、記者会見し、東京・愛知・大阪など10都道府県に出していた緊急事態宣言について、沖縄を除く9都道府県は期限の20日をもって解除することを発表した。沖縄県は7月11日まで3週間延長する。北海道、東京、愛知、大阪、京都、兵庫、福岡の7都道府県は「まん延防止等重点措置」に移行し、この期限も7月11日。
会見で、菅首相は「今後何よりも警戒すべきことは大きなリバウンドを起こさないこと。大事なことは緊張感を持って対策を継続し、感染者数の上昇をできるだけ抑えることであり、同時に1日も早く希望する方へのワクチン接種を進め、医療崩壊を起こさないことだ」と述べた。 さらに、「多くのみなさまに引き続き制限をお願いすることは大変心苦しい限りだが、安心できる日常を取り戻すため、ご理解とご協力を心からお願い申し上げます」とも加え、頭を下げた。