中日・井上一樹監督へインタビュー!現役時代の『4人のレジェンド監督』を経験したからこそ語れる"生の声"とは?
ポーカーフェイス落合博満
そして落合博満さんについて語る井上監督。常にポーカーフェイスで、何があっても動じないところは井上監督にはとても真似ができないそうです。 井上「僕は、嬉しい時は笑っちゃうし、チャンスでの中途半端なバッティングやピンチでのエラーすると、うわ~って顔をしてしまいます。そういったことをしないのはすごいと思いましたね」 落合監督のもうひとつの魅力は、決断しにくいことを瞬時に決断できることだそうです。 井上「人はやはり情に流されると思うんですよね。もう1回使ったろうか、もう1回チャンスを与えようか、となると思うんですけど、あの人は要る要らないの決断が素早くできましたよ」
春のキャンプ
そして来シーズンから指揮をとる井上監督。2月1日からは春のキャンプ、2月の中盤から練習試合、そしてオープン戦とシーズンへ向かいます。 個々を鍛える厳しい秋のキャンプとは違い、春のキャンプはチームをまとめていく期間と語る井上監督。ここで何をすべきか、ざっくりとした形はできているそうです。 井上「良い考えを持っているコーチ陣もいますから、そういったコーチ陣の助けも借りながら、良いキャンプを過ごすことができれば大丈夫だと思ってます」
ファンへメッセージ
井上「新たに就任をさせてもらった私が、どういった形でみなさんに良い意味での驚きを見せることができるか?を、このオフの間、ずっと考えてきました」 最初に出てきた言葉はファンへの思いでした。 井上「たぶん泣きたくなるようなこともあると思うんですよね。でも、そこで弱音を吐かずに、頑張っていきたいと思いますので、ファンのみなさんも弱音を吐かずについてきてください」 さらに「ドラゴンズが勝てる想像だけしてください!」と前向きに呼びかける井上監督。 「強いドラゴンズ、そして他の球団に負けない、誇れる球団、チームにできるように頑張っていきます。これからも、どうぞ応援のほどをよろしくお願いします」 熱く前向きな井上一樹監督です。 (尾関)