【神戸新聞杯】2年前は12人気の爆穴ズバリ!「超メガトン級馬券」の再現が期待できる人気薄
神戸新聞杯(G2)は例年の阪神芝2400mではなく、2020~22年と同様に中京芝2200mで行われます。 直近3年の傾向を振り返ると、脚質的に中京開催時の神戸新聞杯は狙える馬が一目瞭然。意外にも中京芝2200mは「差し・追い込み」が有利なコースなのをご存知ですか? ▼中京芝2200mの脚質別成績(過去3年) 逃げ [ 5-10-12- 49]複勝率35.5% 先行 [30-29-20-179]複勝率30.6% 差し [29-19-24-215]複勝率25.1% 追込 [ 8-12-16-203]複勝率15.1% マクリ[ 2- 4- 2- 7]複勝率53.3% (※マクリは道中後方→4角1~4番手) ●22年 神戸新聞杯(良) 1着 ジャスティンパレス(5人気) →4コーナー3番手 2着 ヤマニンゼスト(12人気) →4コーナー11番手 3着 ボルドグフーシュ(4人気) →4コーナー16番手 ●21年 神戸新聞杯(不) 1着 ステラヴェローチェ(2人気) →4コーナー9番手 2着 レッドジェネシス(5人気) →4コーナー6番手 3着 モンテディオ(8人気) →4コーナー2番手 ●20年 神戸新聞杯(良) 1着 コントレイル(1人気) →4コーナー6番手 2着 ヴェルトライゼンデ(3人気) →4コーナー16番手 3着 ロバートソンキー(14人気) →4コーナー10番手 注目は直近3年の中京芝2200m脚質別成績における「追い込み」です。大前提として後方から回って来ただけの馬も含まれる追い込みは全体成績が下がる傾向があり、直線の長い東京や新潟芝でもコースによっては複勝率10%を切ることも珍しくありません。 ところが中京芝2200mでは複勝率15.1%という高水準。また同舞台で行われた2020~22年の神戸新聞杯では、1~3着馬9頭のうち7頭が「差し・追い込み」馬。しかも2ケタ人気の爆穴馬を含む4頭が「4コーナー10番手より後方」から競馬をしていました。 中京芝2200mはスタンド前の直線にある坂を2度上るコース設定。持続力が要求されるため直線勝負に賭ける末脚タイプが台頭しやすく、特に条件戦と比べて道中のペースが速くなりやすい重賞では尚更その傾向が顕著です。 今年も「差し・追い込み馬」に要注意。皐月賞、ダービーと末脚不発に終わったものの、きさらぎ賞を大外一気の競馬で直線豪快に差し切ったビザンチンドリームなどの復活があっても驚けないでしょう。
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