霜降り明星の粗品（2024年撮影）

　お笑いコンビ「霜降り明星」の粗品（31）が10日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、前日9日に予想を公開したエリザベス女王杯（G1、芝2200メートル、京都）を振り返った。馬券は毎度毎度の不的中だった。 【写真】投資額が桁違いすぎる…粗品が残高、払い戻し金額など公開 　「どうも生涯収支マイナス4億円君です」と沈んだ声であいさつした。「ボケェ～イ」と馬券を外した時の決めぜりふを口にすると「アッ～」と奇声を発し、両手を上げて白旗ポーズ。「お母さんに電話しました」の決まり文句も忘れなかった。 　本命に指名したシンティレーションは4番人気で10着に大敗した。もっとも「なんやねん。レガレイラも来てへんやん（5着）。よかった（本命を）レガレイラにせんで。レガレイラにしとったら、また言われてたぜ、俺」と立て続けに1番人気を飛ばす「呪い」を避けられて、少し安心した様子だった。 　ただシンティレーションは、最後の直線でレガレイラと接触する不利があった。そこがスムーズならば、結果は違っていたかもしれない。「何しとんねん。ハゲタレ。ハゲタコ」と怒りをぶちまけた。 　直後には菊花賞から公開しているWIN5の結果を発表した。52万9200円分を購入。ところが第2関門の京都10Rを外してジ・エンド。この日のWIN5は歴代5位の4億6496万3450円の大波乱となり、的中はわずか1票だった。結果公開時から「億狙い」を宣言しているだけに「粗品、当てとけよ」と本気で悔しがった。 　「というわけで僕は競馬を引退しますが、来週もまた見てください」と、いつも通りにどっちつかずの発言で動画を締めた。 　菊花賞の予想で「生涯収支マイナス3億円君」から「マイナス4億円君」に“変身”しても、いまだに当たりはなし。粗品の今年のG1予想はとうとう10連敗の1勝16敗と泥沼状態。G1的中よりも難易度が相当上がるWIN5も4週連続ハズレ。計4回の投資額は楽に200万円を超えた。さまよい続ける粗品に光を照らす馬は、いつになったら現れるのか。WIN5の「億超え」はかなわぬ夢のままか。次回16日夜に更新されるとみられる予想動画が注目される。 　＜粗品の24年JRA・G1の本命馬と結果＞ 　フェブラリーS　オメガギネス14着（1番人気） 　高松宮記念　ルガル10着（1番人気） 　大阪杯　タスティエーラ11着（1番人気） 　桜花賞　クイーンズウォーク8着（3番人気） 　皐月賞　シンエンペラー5着（5番人気） 　天皇賞・春　ドゥレッツァ15着（2番人気） 　NHKマイルC　ジャンタルマンタル1着（2番人気） 　ヴィクトリアM　ナミュール8着（2番人気） 　オークス　ステレンボッシュ2着（1番人気） 　ダービー　ジャスティンミラノ2着（1番人気） 　安田記念　ソウルラッシュ3着（2番人気） 　宝塚記念　プラダリア4着（6番人気） 　スプリンターズS　ナムラクレア3着（4番人気） 　秋華賞　ミアネーロ6着（4番人気） 　菊花賞　ダノンデサイル6着（1番人気） 　天皇賞・秋　リバティアイランド13着（1番人気） 　エリザベス女王杯　シンティレーション10着（4番人気）