【エリザベス女王杯】1番人気敗戦に安藤勝己氏「動けんようにガッチリふたした」ライバル騎手の手腕に言及
◆第49回エリザベス女王杯・G1(11月10日、京都競馬場・芝2200メートル) 秋の女王決定戦に牝馬17頭が出走し、3番人気のスタニングローズ(5歳、栗東・高野友和厩舎、父キングカメハメハ)が2022年の秋華賞以来となる2度目のG1勝利を決めた。このレース結果を受けて、現役時代に中央&地方で通算4464勝を挙げている元騎手の安藤勝己氏が27日に自身のX(旧ツイッター)を更新した。 【データで見る】アンカツが称賛した川田騎手のラヴェルの戦績 勝ったスタニングローズに関しては「とにかくクリスチャンが乗れてたし、ズブくなってきてたから距離延長と早めの仕掛けがかみ合った」と鞍上の手腕を称賛。Cデムーロ騎手の日曜成績は4勝、2着4回の安定感だった。 2着には12番人気のラヴェルが激走したが、「ユウガの腕やね。ルメールが動けんようにガッチリ蓋(ふた)した上で直線は伸びる進路を確保しとる」と指摘。1番人気を自由にさせなかった川田騎手の騎乗ぶりをたたえた。 1番人気のレガレイラは5着でフィニッシュ。「好スタートが仇(あだ)になって先の攻防、最後また進路塞がる不完全燃焼」と分析している。
報知新聞社