1000万円以上の課金で“お人形”を目指した女性、「17歳で整形を始めてよかった」と痛感するワケ
理想のドールフェイス(お人形のような顔)を目指して、これまでに総額1000万円以上かけて美容整形を重ねてきた女性がいます。 【画像】人前で笑うことをためらっていた「ガミースマイル」だった頃のみこぴちゃん 「顔面課金みこぴちゃん!!」と名乗る彼女は、高校2年生で初めて二重の埋没手術をして以来、二重の全切開、脂肪吸引、いわゆる「骨切り」と言われる輪郭3点やルフォーSSROと、理想に向けてカスタムを続けてきたそう。 普段はデザイン系の会社で会社員をするかたわら、実体験に基づく整形情報をYouTubeやTikTokで顔出しで発信中。そんなみこぴちゃん!!が、このたび初めての著書『死んでもかわいくなりたい!』を上梓しました。 コンプレックスの塊だった思春期を経て、整形で自分を愛せるようになったと語る彼女が、自身の知識と経験を大公開する内容です。 整形をしようか悩んでいたり、整形に不安を抱えていたりする女子の不安と疑問に答えたいという本書から一部を抜粋して、「整形を経てみこぴちゃん!!にどんな心の変化が訪れたか、整形によってどんな幸せが訪れたか」についてご紹介します。
恐怖の対象でしかなかった「写真」
コンプレックスだらけの私にとって「写真」というものは恐怖の対象でした。特に、不意に写真を取られてしまったときは、消してほしいとお願いしてしまうほどで、写真を残しておくということも嫌だったんです。 整形前は、原形がなくなるまで加工されたアプリでしか写真を撮ることができず、ふと友達になんの加工もないカメラで撮られると、現実を突きつけられてコンプレックスが加速していました。 その写真を家に帰ってから加工アプリで何時間もかけて加工し、その顔になるためにはどんな整形が必要かと、泣きながらネットサーフィンをする夜も少なくありませんでした。 今思えば、当時は精神的にかなりやられていたんだと思います。コンプレックスだらけの自分の姿から現実逃避するように、原形がなくなるまで加工をしまくっていました。 整形をした今でも撮られた写真を見てまだまだだな……と思うことは多々ありますが、昔よりは写真に対する恐怖心は減り、思い出として写真を残せるようになりました。 加工も整形の数が増えるほど薄くなっていき、原形がなくなるような加工をすることはなくなりました。いつか、なんの加工もしなくても、満足できる写真が撮れる日が来ることを夢見て、残りの整形も頑張りたいですね。