40代のツヤ感ボブはヘアアイロン前の一手間が大切だった!うねりやダメージを軽減させるスタイリングのコツ
STEP1
ハリコシ効果の高い保湿剤をつける 年齢による痩せた髪や乾燥する髪は、最初に保湿剤で髪に潤いを与えましょう。「エマルジョンタイプは髪へのなじみがよくて使いやすいです。中でも“yードコサラクトン”配合の保湿剤がおすすめ。ドライヤーやヘアアイロンの熱によって髪と結合し、毛髪に光沢感やなめらかさ、するんとした質感を与えてくれます。この成分は湿度の高い環境でも髪のうねりを抑制して、まとまりが出ることがわかっています。大人の痩せた髪にも効果的ですよ」(寺尾さん)
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STEP2
髪のゆがみを引き伸ばす 後に使うストレートアイロンの滑りをよくするために、事前に髪のゆがみをコントロール。 「根元にテンションがかかるように手で優しく引っ張ります。ドライヤーの熱を必ず上から当てて形状を固めましょう。根元側にもきちんと熱を当てることで、クセ戻りが軽減されます」(寺尾さん)指で引き伸ばした後は、ブラシを使って繰り返しましょう。
STEP3
前髪の分け目にふんわり感をプラス 前髪とフロントはふんわり立ち上がるように仕込みましょう。分け目や前髪のクセが強い場合は、根元に水スプレーを1プッシュしてから温風を当てます。 プレケアをしたあとに、ストレートアイロンを使ってスタイリングしていきます。 「事前にクセ伸ばしをしているので、アイロンを何度も当てなくてもしなやかなストレートラインが作れます。アイロンの所要時間が減るので、熱ダメージも軽減されてコンディションのいい仕上がりに」と寺尾さん。
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ペタンとし過ぎず、ほどよい内巻きストレートボブに仕上がりました。空気感があることで顔立ちに華やかさがプラスされた印象です。 Side&Back ビフォーアフター! 「アイロン前のひと手間って、なんだか面倒!?」と感じる人もいるかもしれませんが、ストレートアイロンを何度も当てて時間をかけるより、スムーズにスタイリングがきまります。 “ワイシャツのシワ伸ばし”と同じステップを踏んで、湿度に左右されないツルッと滑らかなストレートヘアを楽しみましょう! 撮影/古谷利幸 取材・文/小澤佐知子 構成/國見香
小澤 佐知子