『光る君へ』寝室横で占われた結果を耳にして生きる気力を失った一条天皇。「なぜわざわざ」「嫌がらせ?」と視聴者がツッコむも、その真相は…
◆10月20日の『光る君へ』 現在放送中の吉高由里子さん主演・大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合/毎週日曜夜8時ほか)。第40回の「君を置きて」が10月20日に放送され、話題になっています。 『光る君へ』次回予告。道長と彰子の間に距離が。「ここは私が歌を詠みたくなるような場ではございませぬ!」と藤壺で言い放つききょう。そして妍子は夫の子・敦明親王に「好・き」と言い寄り… *以下、10月20日放送内容のネタバレを含みます。 まひろ(吉高由里子さん)の書く物語が相変わらず宮中の話題になる中、一条天皇(塩野瑛久さん)が体調を崩し、不穏な空気が漂い始める。 中宮・彰子(見上愛さん)の前では、気丈に振る舞う天皇だったが、道長(柄本佑さん)の元に、占いによる不吉な予兆が報告されたことで、次期皇位を巡る公卿たちの動きが加速する。 まひろが天皇の容態を心配する彰子に付き添っていると、道長がやってくる。そこで彰子は道長に対して感情を露わにしてーーといった話が描かれました。
◆夜御殿の横で占いをした道長と匡衡 第40回でその身を病におかされていった一条天皇。 ドラマ冒頭にて、その病状の重さを案じた道長は、儒者・大江匡衡(おおえのまさひら)を招き、内裏の清涼殿にて占わせます。 道長を前に「占いには代が変わるとでましてございます」と語る匡衡。 実は、その占っている場所のすぐ隣が天皇の休んでいた夜御殿だったようで、御簾の間から一条天皇は2人のやりとりを見てしまいます。 続けて匡衡が、それはつまり「崩御の卦(け)」である、という結果を話すと、表情をかたくする道長。
◆嫌がらせなの? 対して「ご寿命のことなど聞いておらぬ」と道長が伝えると、匡衡は「それは重々承知しているも、この卦が出てしまった以上、お伝えせねばと存じまして」と答えます。 外に目をやりながら「25年に及ぶ在位ゆえ、ご譲位はあってもよいと思っていたがまさか崩御とは…」と話す道長。 その卦が醍醐天皇と村上天皇が崩御の時と同じもので、三合の厄年であることから、一条天皇の病の回復はならない、と匡衡が話すのを聞いたところで、一条天皇はその目から力を失い、御簾をそっと降ろすのでした。 この様子にネットでは「わざわざ帝の寝ている横でそんな占いする? ドラマとはいえ、さすがに…」「寝ているとわかっている横で占いするのは嫌がらせでしかない」「言霊で一条天皇は生きる気力を無くしたのでは」といった声が見られていました。
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