松本人志“恩人”も復帰にお手上げ…40年来の付き合いも「連絡はとってない」の“絶縁状態”
12月10日、大阪市内では「第7回『大阪・関西万博催事検討会議』」が行われた。会議には大阪・関西万博催事検討会議の共同座長であり、吉本興業の前会長である大崎洋氏が出席。「大阪・関西万博のアンバサダー」を務めるダウンタウンについて、こう言及したのだ。 【写真あり】「もうテレビで見たくない」不祥事タレント(1~10位) 「松本君に関しては活動休止中なので、なかなか難しいんじゃないかな」 ダウンタウンの育ての親ともいえる大崎氏だが、ここでアンバサダーにねじ込むことはさすがにできない様子だ。 「大崎氏は1982年、今のNSC大阪校(吉本総合芸能学院)の立ち上げ時に東京から大阪に戻って芸人の面倒を見ていました。まだNSC生だったダウンタウンのふたりを稽古場で見初めた大崎氏は、ネタ見せを手伝い、マネージャーとして成長を支えました。松本さんにも“上から言える”存在。しかし、現在は吉本からは距離を置いていますし、復帰の手助けは難しいのでしょう」(大阪のテレビ制作関係者) 大崎氏は、かつて自らの語りおろしをまとめたノンフィクション『よしもと血風録: 吉本興業社長・大﨑洋物語』(常松裕明・著/新潮文庫)を出版している。本書で大崎氏は、ダウンタウンが「今宮子供えびすマンザイ新人コンクール」で優勝したときも一緒におり、「二人の喜びようは相当なものだった」と述懐している。 しかし、その後ダウンタウンは劇場にハマらず低迷し“仕事がない”状態になる。その時期を支えたのも大崎氏。専属マネージャーとなり、「心斎橋2丁目劇場」をプロデュース。ダウンタウンが爆発的に売れるきっかけを作った。 その後、ダウンタウンがお笑い界の天下を取るのに合わせて、大崎氏も吉本興業内で出世街道を驀進。取締役会長まで登りつめた。そんなダウンタウンにとっては“恩人”とも言える大崎氏は、現在、松本とは「個人的に連絡は取っていない」と明かしたのだ。 「ニュースを見てひとり悶々として、何ができるかと個人的には思う。吉本興業がまず考えることだから。もう(自身は)離れてしまったし」 苦楽をともにした仲間である大崎氏も手を差し伸べることはできず、復帰はまだまだ先になるかもしれない。 Xでも、この大崎氏の発言に辛辣な意見が並ぶ。 《松本人志、万博アンバサダーは厳しいって。訴訟取り下げて誤魔化した文面で性加害が無かったように見せてるけど世論は騙されてない。女性に謝罪した事は認めたと同様》 《性的行為強制疑惑を持たれている人間を、万博という世界の国々の祭典のアンバサダーにできる神経が異常です。松本人志、というより人間として考えればわかるでしょう》 早ければ年末、2025年早々にも復帰などの噂はあったが、どうにも世間は許してくれない様子だ。恩人もお手上げ状態の松本に、だれが手を差し伸べてくれるだろうか。