節約のためにエアコンを「弱」にしていますが、部屋が暑いです。「自動のほうが節約になる」と聞いたのですが、実際どちらにすべきなのでしょうか…?
電気代の節約方法を3つ紹介
電気代を少しでも節約する方法を3つ紹介します。 ●レースカーテンやすだれを使う ●サーキュレーターとエアコンを効率的に活用する ●風の方向を水平か上向きにする ■レースカーテンやすだれを使う 窓にレースカーテンやすだれを取り付ければ、室内に入る直射日光を遮り、室温の上昇を防いでくれます。窓から入る日差しをできるだけカットすることで、設定温度になるまでのスピードを速くできるため、エアコンの電力消費を抑えられるメリットがあります。 ■サーキュレーターとエアコンを効率的に活用する エアコンの冷房効率を良くするためにも、サーキュレーターを活用してみましょう。サーキュレーターは、部屋の空気の流れを循環させる役割を持っています。エアコンの冷気をサーキュレーターの風で循環させて室内の温度差を少なくできれば、エアコンの効きも良くなる仕組みです。 サーキュレーターをうまく活用しながら、快適な室内環境を保ちましょう。 ■風の方向を水平か上向きにする 電気代を節約するなら、エアコンの風向きを水平か上向きにするのがおすすめです。冷たい空気は重く床付近にたまる性質があります。風向きを下向きにしてしまうと、部屋全体に冷気が回りにくくなるため、結果的に設定温度になるまでの時間がかかります。 エアコンの風向きを上向きか水平にすれば空気の対流が起こり、余計な電力消費を抑えながら部屋全体を涼しくすることができるため、心がけてみましょう。
エアコンの設定は自動がおすすめ
エアコンの風量設定には「弱」「中」「強」「微風」などがありますが、最も効率よく節約できるのは「自動」です。また、短時間の外出ならエアコンはつけたままのほうが電力の消費が少ないことも覚えておきましょう。 同時に、レースカーテンやサーキュレーターの活用、風向き設定によって電気代が節約できる場合があります。今回紹介した節約方法を試して、エアコンの電気代節約に役立ててください。 出典 環境省家庭部門のCO2排出実態統計調査 家庭のエネルギー事情を知る ダイキン工業株式会社 エアコンの効果的な節電術で削減できる電気代を4つのケースで調査 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部