2026年のドゥカティ100周年祭は、ぜひ皆でイタリアへ!【ドゥカティ最大の祭典WDW 2024に参加】
事前に色々と調べて、たくさんのコンテンツを楽しみたい!
WDWの初日となる金曜日。朝からものすごい数のドゥカティがメインゲートから流れ込んでくる。パドックは、終日ドゥカティが川の水のように流れ、いたるところにドゥカティが浸透していく。秩序はないが暗黙のルールはある感じで、人とバイクが絶妙に共存している感じ。歴代ドゥカティが集まるが、やはりムルティストラーダが目立つ。 朝のプレスカンファレンスでは、ファクトリーライダーが集結。明日開催される「レース・オブ・チャンピオンズ」の意気込みやモトクロス選手権の模様を語った。その後、僕はディアベルV4のテストライドへ。これは事前に申し込んでおいたもので、ディアベルV4をお借りして、リミニ郊外をツーリングするというもの。のんびりと夏のイタリアの景色を1時間ほど楽しんだ。
スクランブラーパーティでもおもてなし上手なイタリアを堪能
その後は会場内を散策。まずはグルリと1周してどこにどんなコンテンツがあるのか確認。とはいえこれだけでも2時間ほどかかる。背中にJAPANと書いたTシャツを着ていたため、「日本から来たのか!」と声をかけられることも多々。 食事をしたりしながら、この日はとにかく散策。自由すぎるカスタムを見つけたり、916/996/998エリアで昔に思いを馳せたりしていると、あっという間に夕方だ。 夜は、リミニの海岸でスクランブラーパーティが催された。驚いたのはドメニカーリ社長、ミリシア副社長を筆頭にドゥカティジャパンのマッツ・リンドストレーム社長も「KING OF THE BARBECUE」のTシャツにエプロンをつけてゲストに料理を振る舞っていることだ。みんなで最高のもてなしを!そして一緒に楽しもう!という雰囲気で、こんなパッションが面白いバイクを生み出すんだろうなぁと感心した。 WDWが開催されたこの週末、リミニの街はドゥカティが縦横無尽に走り回っている。夜中も度々ドゥカティサウンドが響くが、もはやそれが心地よく感じるほど僕はドゥカティに陶酔していた。朝もドゥカティサウンドで目が覚める。 翌日も再び朝からミザノに繰り出し、DREアドヴェンチャーに参加。デザートXで専用コースを楽しむ。こちらはブリーフィングと走行を合わせて1時間ほどのコンテンツ。とにかく暑い…。この日もパドックを散策していると、あっという間に1日は過ぎていく。レース・オブ・チャンピオンズでは皆の本気走りに会場内は騒然。夕方からはDJパーティが始まり、盛り上がりはさらに加熱。23時から花火らしいが、連日の疲労もあり、この日は晩ご飯を早めに食べて退散した。 翌朝、僕は1人でリミニからボローニャまでバスで移動。参加者の皆も帰るのだろう。多くのドゥカティがバスを抜いていく。2年後、またこの地に集うであろうライダーたちの背中を見つめながら、ドゥカティと過ごした2024年夏の1週間を想った。