歴代覇者の松山英樹がハワイ2連勝に挑む 久常涼、星野陸也、金谷拓実ら日本勢8人参戦
◇米国男子◇ソニーオープンinハワイ 事前情報◇ワイアラエCC(ハワイ州)◇7044yd(パー70) 【画像】松山英樹の開幕戦Vを写真で振り返る ハワイ州マウイ島で開幕したPGAツアーは、飛行機で約40分の同州オアフ島に舞台を移す。シーズン初戦を制した松山英樹にとっては、2022年に当時のアジア勢最多に並ぶツアー通算8勝目を挙げた地。17年のジャスティン・トーマス以来となる同一年でのハワイ2連勝に挑む。 前年覇者は昨年5月に急逝したグレイソン・マレー(享年30歳)。72ホールを終えて通算17アンダーの首位で並んだキーガン・ブラッドリー、アン・ビョンフン(韓国)とのプレーオフに進み、1ホール目(18番パー5)に約12mのバーディパットを流し込んで7年ぶり2勝目を挙げた。 今季のフルフィールド初戦に144人がエントリー。1983年「ハワイアンオープン」で青木功が日本勢初のPGAツアー優勝を飾った舞台に、今年は松山を含めた8人の日本人選手が出場する。 ツアー2年目の久常涼は昨年に続きハワイでシーズンイン。新たにツアーに加わった星野陸也、大西魁斗、金谷拓実はルーキーイヤーの初戦に臨む。星野は昨季DPワールドツアー(欧州ツアー)の年間ポイントランク上位10人(有資格者を除く)、大西は昨季の下部コーンフェリーツアーポイントランク上位30人、金谷は昨年末に行われた最終予選会を3位で突破して今季出場権を得た。 日本ツアーからは3人が招待枠でフィールドに入った。同ツアー6勝の平田憲聖は2年連続出場。杉浦悠太は昨年10月「ZOZOチャンピオンシップ」以来のPGAツアー2戦目、昨年「日本アマ」を大会最年少で制した16歳でアマチュアの松山茉生(福井工大福井高)はPGAツアーデビュー戦となる。 フィールドの世界ランクは5位の松山が最上位。12位にキーガン・ブラッドリー、13位にサヒス・ティーガラ、14位にロバート・マッキンタイア(スコットランド)が続くほか、2019年「全米オープン」を制したゲーリー・ウッドランド、23年「全英オープン」覇者のブライアン・ハーマンらメジャー覇者たちが出場する。 初日のペアリングも発表され、松山はティーガラ、ラッセル・ヘンリーと同組となった。 <主な出場予定選手> 松山英樹、キーガン・ブラッドリー、サヒス・ティーガラ、ロバート・マッキンタイア、久常涼、ラッセル・ヘンリー、トム・キム、キム・シウー、ニック・ダンラップ、金谷拓実、星野陸也、大西魁斗、平田憲聖、杉浦悠太、松山茉生(アマ)