【夫のモラハラや卑劣な虐待】元カレのストーカー被害!?自分らしく生きるために"夜逃げを決意"する女性【作者に聞いた】
子どもの頃から漫画が好きで、ユーモア溢れる漫画を描いている宮野シンイチ(@Chameleon_0219)さん。X(元Twitter)にて公開された「夜逃げ屋日記」は、DV被害などに遭う依頼者を夜逃げさせた実話を基に描かれた人気漫画だ。今回は、以前ウォーカープラスで紹介した「夜逃げ屋日記」の中から反響の高かった3作品を紹介するとともに、著者にストーカー被害についての感想も伺った。 【漫画】本編を読む ■精神的なストレスで味覚障害を患う女性 今回の依頼者は加山恭子さん(41歳)。恭子さんは自宅が職場である夫に行動を監視されている状況で、精神的に追い詰めれてストレス性の味覚障害を患ってしまう。夜逃げ当日、依頼者の家でスタッフが順調に作業していると、夫が現れて宮野をじっと見つめる。そこへ社長がやって来ると、突然社長の髪をグイッと掴む夫。ブチ切れた社長は夫の胸ぐらを掴んで「人が優しくしてりゃ、つけ上がりやがって…殺すぞ」と怖い顔で言い放ち、驚いた夫は慌てて去って行く…。 ■母から逃げたい!二世信者の女性が夜逃げを決意 今回の依頼者は井上ヨシコさん(29歳)。母子家庭で育ち、母親はヨシコさんが生まれる前からある宗教にのめり込んでいる。その宗教の規則を破ると鞭打ちなどの虐待を受けるとヨシコさんは話す。母親と一緒に宗教活動してきたヨシコさんは、現在中卒でアルバイトの身だ。母親は働かず、ヨシコさんが一生懸命稼いだ給料のほとんどは生活費で消えてしまう。ヨシコさんの母親へ対する恨みは底知れぬようだ…。 ■元カレのストーカー被害に悩む女性 今回の依頼者は町田カオルさん(28歳)。元カレのストーカー被害に酷く頭を抱え、引っ越ししても陰湿な嫌がらせが続く。スタッフはカオルさんの部屋に入り、まずは盗撮機や盗聴器がないか確認。「早く普通の生活に戻りたいです…」と話すカオルさん。そして、先日差出人不明の手紙が届き、そこにはSNSのURLが記載されていたのでアクセスすると、「ストーカーされて当然だよ」などの酷いメッセージがいくつも投稿されていたようだ。そして、このあと想定外の展開が巻き起こるのであった。 現在も夜逃げ屋のスタッフとしての顔を持つ宮野シンイチさん。著者に本作のようなストーカー被害についての感想を聞くと、「いたたまれない気持ちになります。日々本当に怖い思いをしているので、なんとかして助け出してあげたいと思います」と話してくれた。 「夜逃げ屋日記」は2024年2月2日(金)に待望の2巻の発売が決定!著者と夜逃げ屋の社長との対談(前編/後編)も実現している。気になる人はぜひ読んでみて! 取材協力:宮野シンイチ(@Chameleon_0219)