オイシックス・ラ・大地、スイーツ開発・ブランド展開のHiOLI社を連結子会社化
オイシックス・ラ・大地は7月1日、クラフトスイーツの製造・販売を手がけるHiOLI(ヒオリ)の既存株主からの株式取得と第三者割当増資の引き受けによって連結子会社化した。
オイシックス・ラ・大地の商品開発、EC販売ノウハウ、3温度帯の物流拠点、HiOLIの乳製品領域でのアップサイクルスイーツの開発ノウハウ、全国の百貨店・駅ビルとのネットワークの強みを通じて、アップサイクル商品の開発力強化や共同開発、販路拡大といったシナジーを創出していく。
HiOLIはオイシックス・ラ・大地、UPSIDER BLUE DREAM Fundからの第三者割当増資、新株予約権付ローンなどで総額8億円の資金を調達。シリーズAラウンドより資本業務提携し、販路の拡大や社外取締役の派遣などリードインベスターとしてハンズオン支援をしてきたオイシックス・ラ・大地グループに加わる。 共同での商品開発や販路拡大など事業シナジーを強化。さらなる成長を通じ、大企業の支援を受けて成長したスタートアップが上場をめざすスイングバイIPOを実現していく。 HiOLIは、「HiO ICE CREAM」「Butters」「山ノチーズ」の3つのクラフトスイーツブランドを展開。「乳の価値をアップデートし、やさしい社会生活を創造する」を掲げ、乳やバター精製時に副産物として発生する脱脂粉乳をアップサイクルしたクラフトスイーツの製造を手がける。 2020年3月にオイシックス・ラ・大地のコーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)であるFuture Food Fundが運営するFuture Food Fund1号投資事業有限責任組合が出資し、OisixでHiOLIが展開する「HiO ICE CREAM」の販売や商品の共同開発を実施してきた。