<CES>Klipsch、パーティスピーカー「Music City Party Speakers」3モデル。創業者の弟子が音響設計
VOXX Internationalは、米ラスベガスで開催中の「CES 2025」にて、KlipschブランドからBluetoothスピーカー “Music City Party Speakersシリーズ” 3モデルを発表。海外での発売は2025年春頃、1月7日より予約販売を開始している。ラインナップと米ドル価格は下記の通り。 【画像】屋外での使用イメージ ■Music City Party Speakersシリーズ ・「Klipsch Vegas」:299米ドル ・「Klipsch Miami」:549米ドル ・「Klipsch New York」:699米ドル Music City Party Speakersシリーズは、独自の「ホーンロード コンプレッション トゥイーター(Horn-loaded compression tweeter)」を搭載、高効率かつ低歪の音響設計を実現したとするパーティスピーカー。創業者Paul W. Klipsch氏の弟子であるRoy Delgado氏がチューニングを施しており、「驚くべき音響性能を長時間楽しめる」とアピールする。 Vegasは上述のトゥイーターに加えて、5.25インチ口径のウーファーを搭載する2ウェイタイプ。最大出力は95dB、再生周波数帯域は45Hz - 20kHz(±6dB)。 Minamiは5.25インチ ウーファーを2基搭載した3ウェイタイプ。フロント側にバスレフポートを備え、低音の強化を行なっている。最大出力は105dB、再生周波数帯域は45Hz - 20kHz(±6dB)。 New Yorkは同じく3ウェイタイプとなり、プロユースの8インチウーファーを2基搭載。フロント側にバスレフポートを装備する。最大出力は110dB、再生周波数帯域は35Hz - 20kHz(±6dB)。 共通でカラオケ用マイク、持ち運びに便利な格納式ハンドル、エアホーン/レコードスクラッチ/拍手といったSEボタン、RGBライティングを標準装備。RGBライティングは6種のモードを採用しており、音楽のビートに同期してパーティーの雰囲気をさらに高めるとアピールする。専用の「Klipsch Connect Plus」アプリでは、RGBライトのパターンを調整可能なほか、EQ設定のカスタムにも対応。 また、高効率な設計を活かして長時間使用が可能な設計に。内蔵バッテリーを用いた際の連続再試時間(ライトオフ/オン時)はVegasが8時間/6時間、Minamiが18時間/10時間、New Yorkが12時間/9時間となる。 ほか機能面では、本モデルが複数接続してマルチ再生が可能になる「Party Link」機能や、低音域を強化する「Ultra Bass」機能を採用。Bluetooth Ver.5.2をサポートする。 端子は1/4インチフォーン入力、USB Type-A入力、3.5mmステレオミニ出力、などを装備。使用の一例として、カラオケや即興のジャムセッションが実施できる。また、USB Type-Aは給電機能の兼備。 本体はいずれもIPX4相当の防滴性能を備え、Vegas/Minamiにはポールマウントが付属、Minami/New Yorkにはトローリーホイールが設計されており、簡単に持ち運ぶことができる。外径寸法/質量は、Vegasが12.1W×16.4H×11.8Dインチ/13.8ポンド、Minamiが12.7W×26.2H×13.5Dインチ/40.7ポンド、Ner Yorkが15.6W×31.8H×15.6Dインチ/56.5ポンド。
編集部:松原ひな子