「これ以上の最上級の言葉はない」 史上初43-43の大谷を指揮官大絶賛 来季の起用にも言及「二刀流は間違いない」
◇MLB ドジャース10-9ダイヤモンドバックス(日本時間31日、チェイス・フィールド) 【画像】両手をあげて喜ぶ大谷翔平選手 ドジャースの大谷翔平選手がMLB史上初43-43(43本塁打43盗塁)を達成。試合後、ロバーツ監督は「彼は信じられないね。もうこれ以上の最上級の言葉はないよ。彼は信じられない」と、称賛しました。 2位ダイヤモンドバックスとの首位攻防戦4連戦の初戦に臨んだドジャース。 この試合に「1番・指名打者」で先発した大谷選手は、第2打席に右肘へ死球を受けて出塁し、その後43個目の盗塁を成功。 そして第5打席には試合を決めるホームランとなった第43号ソロを放ち、ドジャースが10-9で勝利しました。 ドジャースに移籍して1年目の大谷選手は今季、右肘手術のリハビリのため、指名打者として打者に専念すると、ここまで132試合に出場して打率.294、96打点、43本塁打、43盗塁を記録。 首位を走るチームを打棒で牽引する大谷選手に対し、ロバーツ監督は「彼がDHの役割に徹し、投球していないということがよかったというところもある。仕事量がそこまで大きくない中で、毎晩4~5打席立ってくれることで勝利のチャンスを増やしてくれている。彼が毎試合出場してくれていることは我々にとって大きな助けになっている」とこれまでの活躍を評価しました。 さらに、来年度の起用方法について問われると、「(リハビリの)進歩は素晴らしく順調に進んでいる。彼はマウンドを離れているが、これからも体作りを続けていくだろう。彼がスプリングトレーニングに間に合うように土台を作ることが我々の意思だ」とコメントした上で、「来年の二刀流は間違いないね」と断言しました。