スリクソンの新ドライバー 女子ツアーは「LS」人気 竹田麗央は3Wをいきなり投入か
◇国内女子◇住友生命Vitalityレディス東海クラシック 事前(11日)◇新南愛知CC美浜C(愛知)◇6560yd(パー72) 【画像】日本一曲がらない男もテスト すでにPGAツアーや男子ツアーでテストが始まり話題となっている住友ゴム工業(ダンロップ)の次期モデルと目されるクラブ「ZXi」シリーズ。国内女子ツアーの会場でもプロへのシーディング(選手のテスト)が始まった。4機種のドライバーに加えて、フェアウェイウッド、ユーティリティを契約選手が手に取り、コースでその感触を確かめていた。
今季2度目の2週連続優勝を果たしたばかりで注目の竹田麗央も、漏れなくテスト。元々プロトタイプの「ZX7 MkII LS」を使用しているが、「4機種の顔は全部見ていちばん合いそうなLSを試しました」と練習場でツアーレップに囲まれながら「ZXi LS」を打った。「最初はちょっとスピン量が多くてちょっと吹け上がっていたんですけど、ロフトを調整してもらったら結構力強い球が出ました。調整前はスピン量が2700回転近くあったのですが、2400回転ぐらいで落ち着きました」とトラックマンの数値も自ら確認。画面上では現状のエースモデルと同等の「キャリー250yd」が表示されていた。
実際のところ新ヘッドは前モデル(7LS)より大ぶり。「最初見た時は結構大きいなと思っていたんですけど、でも慣れていけば大丈夫かなと思っています。今週はちょっとコースが狭いのでドライバーを替えるにはちょっと…。来週(ミヤギテレビ杯)の方がコースが広いので、タイミング的には変えやすいかなと思っています」と竹田。一方で、バッグインを即決しそうなのが3番ウッド「ZXi フェアウェイウッド」(フェアウェイウッド、ユーティリティは1機種のみの展開)だ。「今までのモデルは吹け上がるような右のミスが多かったんですけど、それが全然出ない。コントロールできて安定して距離が出せます。さらに球も強いので、距離もちょっと伸びている気がします」と絶賛。「プロアマでもう1回打って、そこで良かったらもう替えようかなと思っています」。同様に新しいユーティリティもテストしていた。