デビュー2年目、20歳のガールズケイリン選手が奮闘中 トップ選手揃った開催で決勝切符「まずは好位を」
取手競輪場の「デイリースポーツ賞(F1)」は14日に最終日を迎える。10Rのガールズ決勝に出走する宇野紅音(20歳・岐阜=124期)に話を聞いた。 近況はマークの決まり手が増えているが、差し脚も光るモノがある宇野紅音。白星こそ少ないが、デビューしてほとんど優出を外さず今期の競走得点は53点。2年目でこの成績は立派だ。 初日は小林莉子をマークして2着。ただ本人は「まずスタートを取れなかったのが想定外だったし、最後も全然脚を使わずに終わってしまった」と浮かない顔。 2日目は日野未来の大カマシに立ち遅れて苦しい展開もタテに踏んで何とか3着を確保。決勝への切符を掴んだ。 「『3着1番』のアナウンスでホッとしました。決勝はまずは好位を取ってから。それにしても凄いメンバーですね。同期もいるし、負けないように頑張ります」とホッとした様子を見せた。 宇野が言うように今回は石井寛子や小林莉子、日野未来とグレード戦線でも活躍しているトップ選手が集結。まずは確定板を目標に初優勝も虎視眈々と狙う。(アオケイ・松野記者)
