「勘違いしちゃいけない」2試合で10得点0失点の日本代表。それでも厳しい言葉を発した選手がいた「調子に乗っていると...」
「悔しい思いはしたくないんで」
ともに5ゴ―ルで連勝も、気を引き締めた。 日本代表は、6月11日にエディオンピースウイング広島で開催された北中米ワールドカップ・アジア2次予選の最終節でシリア代表と対戦。6日のミャンマー戦と同じく5-0で圧勝した。 【PHOTO】日本代表のシリア戦出場16選手&監督の採点・寸評。3人が7点の高評価。MOMは2点に関与した左WB 19分にDF2人の間を射抜く鮮やかなシュートで、2試合連続ゴールを挙げた堂安律は試合後、「良かったシリーズの中で、厳しく言うとしたら...」と切り出し、こう発言した。 「やっぱり勘違いしちゃいけないのは、相手がそれほど強い相手じゃないというのは、自分たちに言い聞かせて。充実はしてましたけど、調子に乗っていると、アジアカップのようにやられちゃうんで。その悔しい思いはしたくないんで」 ただ、決してチームに慢心はないようだ。3-0で折り返したにもかかわらず、ハーフタイムには厳しい声が出ていたという。 周囲の期待は高まるなか、地に足をつけて最終予選に挑む。 取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)