田中美津(たなか・みつ)1943年東京生まれ。60年代にベトナム反戦運動に参加。70年、「ぐるーぷ闘うおんな」を結成し、日本初のウーマン・リブのデモを主宰、運動を牽引した。75年、第1回世界女性会議出席のためメキシコへ。帰国後、治療院「れらはるせ」を営むかたわら、沖縄辺野古基地建設反対運動を続けた。著書に『いのちの女たちへ』『かけがえのない、大したことのない私』など(写真提供◎松本路子)(婦人公論.jp)
【追悼】リブのカリスマ・田中美津さん、81年の生涯。反戦デーのビラから始まった
【関連記事】
- 【写真】1970年代、公園で開かれたリブ集会で、発言者の話に耳を傾ける田中美津さん
- 女性の地位向上に努めて70年。「男女雇用機会均等法」生みの親、赤松良子について樋口恵子が語る
- 国内最高齢の女性監督・山田火砂子、映画を通して伝えたいこと「92歳、原動力は怒り。命を奪い、差別する社会は今も変わっていない」
- 大正から昭和後期にかけて、80代まで女性の地位向上に努めた運動家・市川房枝。なぜ彼女は女性政治家として成功できたのか
- 【追悼】写真家・武田花さん。直木賞受賞作家・村松友視さんが語る、武田家との思い出「泰淳さんに百合子さん、そして彼女もいなくなった」
- 追悼 フジコ・ヘミングさん。92歳、ピアノと猫を愛した人生「今は20匹の保護猫のためにピアノを弾くの。恋をしている瞬間が一番幸せ」