菊池雄星の3年契約詳細判明 年俸は毎年31億円 トレーナー、通訳の費用や日米往復航空券も 米記者報道
エンゼルスに移籍した菊池雄星投手(33)の3年契約の詳細が明らかになった。3日(日本時間4日)、MLBネットワークの大物記者、ジョン・ヘイマン氏が自身のX(旧ツイッター)で報じた。 【写真あり】ともに米国で戦うかわいい後輩との2ショット 契約総額は63675000ドル(約95億円)で、25~27年まで毎年の年俸2100万ドル(約31億円)。さらに、トレーナーが10万ドル(約1500万円)、通訳が7万5000ドル(約1100万円)、日本から米国までのビジネスクラス往復航空券5枚(1枚あたり1万ドル以下)が支払われる。 菊池は今季ブルージェイズ、アストロズで合計9勝10敗、防御率4・05。ア軍移籍後はスライダーの割合を増やし5勝1敗、防御率2・70の好成績。中4日を軸に32先発して206奪三振で、移籍後は奪三振率は11・4に対し与四球率は2・1だった。 エンゼルスのペリー・ミナシアンGMが11月27日にオンラインで行われた会見で「基本的な数字、奪三振、与四球、全体的に質の高い1年だった。彼のベストシーズンはこれからだ」と菊池について語り、高い期待を寄せた。 エ軍の先発投手の今季防御率4・97はリーグワースト。球団ワーストの99敗からの巻き返しへ菊池はエースとしての活躍が期待され、開幕投手候補の1番手に挙がる。