J1神戸・吉田監督、天皇杯決勝へ「自分たちがやってきたことを出して最後、優勝という形で終われたらいい」
J1神戸が22日、神戸市内で非公開の練習を行った。練習後、オンラインで取材に応じた吉田孝行監督(47)は、J1G大阪との天皇杯決勝戦(23日、国立競技場)に向け、普段通りを強調した。 【写真】J1G大阪 6度目の天皇杯優勝に向け ポヤトス監督「楽しむということ」 「決勝ということで、みんなモチベーションも高いですけど、いつもと違うことをやる必要はない。自分たちがやってきたことを出して、最後、優勝という形で終われたらいい」 神戸としては5大会ぶり2度目の優勝を目指す。2019年度大会ではクラブ初タイトルを天皇杯優勝で飾った。相手はG大阪で、今季のリーグ戦では1敗1分け。苦戦を強いられたチームを「守備面の良さが今季は目立っている。ボールを保持して攻めてくることもできるし、カウンターも脅威になる。あとは試合終盤に得点を決めている試合が多くて、自分たちもホームでも同点に追いつかれたりがあった。しぶとさというか、最後の勝負強さを持っている」と分析した。 対するG大阪も21日に取材対応。ポヤトス監督は「いい状態の準備をしっかりしてきた。新たな歴史を全員で刻む。クラブに刻むことを念頭に置いている。必ずクラブにタイトルをもたらす。勝つ、ということだけ」と意気込みを語っていた。