【NBA】八村塁がショット不発で7得点。レイカーズも強豪キャブズに完敗し2024年最終戦を白星で飾れず<DUNKSHOOT>
現地時間12月31日(日本時間1月1日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズは本拠地クリプトドットコム・アリーナでクリーブランド・キャバリアーズと対戦。110-122で敗れ、今季成績をウエスタン・カンファレンス7位の18勝14敗(勝率56.3%)とした。 【動画】スタメンのみに許される特権!試合前にボールの感触を確かめる八村 29日に発表されたブルックリン・ネッツとのトレードで、ディアンジェロ・ラッセルらを放出しドリアン・フィニー・スミス、シェイク・ミルトンの2選手を獲得したレイカーズ。ロスターにテコ入れがなされたなかで、先発はオースティン・リーブス、マックス・クリスティー、八村塁、レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビスの5人、対するキャバリアーズはダリアス・ガーランド、ドノバン・ミッチェル、ディーン・ウェイド、エバン・モーブリー、ジャレット・アレンがスターティングラインナップに並んだ。 試合は第1クォーター序盤、イースタン・カンファレンス首位を快走するキャバリアーズが貫録の強さを見せつける。ミッチェル、モーブリーを中心に持ち味であるバランスのいい攻撃を仕掛け、残り5分には29-14と15点のリードを奪取。しかしレイカーズもそこから堅守を敷いて相手のショットを抑え込むと、オフェンスでは前試合を体調不良により欠場したレブロンが10得点と躍動し、30-34と4点ビハインドに縮めて最初の12分間を終えた。 第2クォーターは両チームともアウトサイドシュートが決まらず、スコアが動かない重苦しい展開が続く。そのなかでレイカーズは残り6分46秒、レブロンのダンクでこの試合初の勝ち越しに成功。だがキャバリアーズもすぐさまリードを奪い返し、58-53と5点差でゲームを折り返した。 第3クォーターに入ると、互いにビッグランを繰り出し主導権を激しく奪い合う。キャバリアーズがマックス・ストゥルースの連続3ポイントなどで12点のリードを奪えば、レイカーズもデイビスが立て続けに得点を稼ぎ、すぐさま1点差まで接近。ただ、最後はキャバリアーズが3ポイント攻勢で再び差を拡げ、87-78と9点リードで第4クォーターを迎えた。 勝負のラスト12分、キャバリアーズが少しずつ地力の差を見せつけ始める。開始からミッチェル、ジョージ・ニアンが連続して長距離砲を沈め、この日最大となる16点差まで拡大。レイカーズも10点差前後で懸命に食らいつき、残り2分50秒にはレブロンの3ポイントで5点差まで迫ったものの、反撃はここまで。2024年のラストゲームを白星で飾ることはできなかった。
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