米兵少女暴行事件に抗議 県民大会
沖縄に駐留するアメリカ兵が、16歳未満の少女を誘拐し性的暴行をした事件からおよそ1年が経った22日、沖縄で事件に抗議し再発防止を求める県民大会が開かれました。 【写真を見る】米兵少女暴行事件に抗議 県民大会 【若者の声(男子大学生)】 「この問題は、基地賛成・反対の枠組みの中だけで考える問題ではありません。目を向けるべきは、性暴力によって人権が蹂躙されたことです」 22日午後、沖縄市で開かれた県民集会には、去年12月のアメリカ兵による少女暴行事件に抗議して、県民2500人以上が参加しました。 大会では、玉城知事のほか、一般の大学生も登壇し、基地の存在が県民の日常生活を脅かしている現状や、警察が被害を把握してから半年以上も沖縄県側に事件が伝えられなかった事に怒りの声を上げました。 大会の様子は、宮古島や石垣島の特設会場のほか、インターネットでも配信され、日米両政府に対して被害者への謝罪や精神的ケア、事件発生時の速やかな情報提供を求める決議が採択されました。
琉球放送