ユヴェントス新指揮官モッタ、キエーザの売却方針を改めて強調「すでに決断を下した。解決策を模索している」 | セリエA
【欧州・海外サッカーニュース】ユヴェントスのチアゴ・モッタ監督が4日、ペスカーラで行われたスタッド・ブレスト29とのテストマッチを終えて語った。 【動画】実況も唸った!キエーザ(イタリア代表)のゴラッソ2連発!
昨シーズンに中堅クラブのボローニャをUEFAチャンピオンズリーグ出場へと導くなどした実績が評価され、今夏、ユヴェントスの指揮官へとステップアップを果たしたチアゴ・モッタ。プレシーズン初戦でニュルンベルクに0-3と完敗し、続くスタッド・ブレスト29とのテストマッチでは、2-2と引き分けたが、そんな中、ユヴェントス指揮官がイタリアメディア『Sky Sport』などのインタビューで語った。 「ニュルンベルクよりもうまくいった。これは準備の一環であり、全体的に見れば、チームは良くなっているので満足している。われわれのプレーは、静的ではなく、常に動的であるべきだ。さらに組織力を高めていかなければならない」 今夏、ユヴェントス退団の可能性が報じられているイタリア代表FWフェデリコ・キエーザは、ブレスト戦の遠征に参加しなかった。キエーザの放出を巡っては、賛否両論を呼んでいるが、モッタは、イタリア代表FWの退団が既定路線であることを改めて強調し、今夏の売却を目指すクラブの方針を明らかにした。 「彼や(ケガのファビオ・ミレッティを除く)他の数人の選手たちがトリノに残ったのは、メルカートによるものだ。われわれはそれぞれと話をして明確に伝えた。彼らは優秀な選手たちだが、継続的にプレーすることに慣れている。おそらく現時点で、他のチームであれば出場できるだろう。クラブは彼らのために解決策を模索しているので、彼ら自身も、みんなの利益のために、そのようにするべきだ。キエーザに関して、すでに決断は下されている。他に付け加えることは何もない」 またユーヴェ指揮官は、新加入のドウグラス・ルイスに言及。「他の選手たちと同様に、うまく試合に入れていた。遅れてチームにやって来たが、彼には満足している」と評価した。続いてマヌエル・ロカテッリについては「彼はやや高い位置でプレーしたが、賢く、協力的な選手だ」と述べた。 なお、ユヴェントスは、11日のアトレティコ・マドリードとのテストマッチを経て、日本時間20日にセスク・ファブレガス率いるコモとのセリエA開幕戦に挑む。