NYタイムズ「富山にいくべき」なぜ? 記事書いた記者直撃 地元の名店も驚き、“世界一美しいスタバ”に殺到?【Nスタ解説】
“世界一美しいスタバ”というのは、「スターバックス富山環水公園店」のことで、四季折々に変化する公園を楽しめるように3方ガラス張りになったスターバックスなんです。 どんな景色が中から見られるのかというと、店内の風通しが良く、橋なども見えたりして景色がいいんですね。それから夜になるとライトアップされます。外国人観光客の口コミでは「世界で最も美しいスターバックスの一つ。ガラスの壁、素晴らしい眺めのテラス」、「世界一きれいな夜景のスターバックスだ!」という声もありました。 この店の横には桜並木があるので、春になると綺麗な桜並木とこのスターバックスとの写真などもたくさんアップされていました。 外国人からするとスターバックスは街中にあるものなので、このように自然に溶け込んだ形の店舗というのは大変珍しく、美しいものということなんですね。 ■「2024年に行くべき場所」に選ばれていた山口市の変化は? 良原キャスター: 2024年もニューヨーク・タイムズの「2024年に行くべき場所」に日本の山口市が選ばれているんです。 実際に観光客が集まっているのか、山口市の湯田温泉旅館協同組合の吉本康治専務理事に話を伺うと、「街で見かける頻度は確実に増えたが、“街が外国人で溢れた”ほどではない」と話しています。 実際に外国人観光客はどれくらい増えたのでしょうか? 湯田温泉の外国人宿泊者数は、アメリカからは約2倍、ヨーロッパからは約1.4倍、全体としては8385人から9467人に増えました。ニューヨーク・タイムズの記事を見て訪れようと思った人はいたということなんですね。 そして、記事と一緒に掲載されていた紅葉の写真なんですが、こちらは龍福寺の画像なんだそうです。特に場所の記載はありませんでしたが、「紅葉シーズンは車も止められないほどすごい人の数だった」ということです。 ほかにも、2025年の狙い目として、国宝に指定された山口のシンボル「瑠璃光寺五重塔」が令和の大改修中で今は見えない状態なんですが、2025年3月にシートが外れる予定なので、「ぜひ、今年2025年こそ山口市に来てほしい」と吉本専務理事は話していました。
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