西武ドラ3右腕の狩生聖真〝名球会宣言〟入団合意「エースになって200勝目指します」
西武からドラフト3位で指名を受けた大分・佐伯鶴城高の狩生聖真投手(17)が4日、大分県佐伯市内のホテルで入団交渉に臨み、入団に合意した。その後の記者会見では「ライオンズのエースとして先発で投げていけるように。200勝を目指します」と意気込んだ。 ■狩生聖真ってこんな選手【写真あり】 186センチの長身から最速150キロを投げ込む本格派右腕。大分商高時代に森下暢仁(広島)らを育てた渡邉正雄監督の指導でめきめき成長した。会見では、契約にサインをした時の心境について「本当にこれからプロ野球の世界に飛び込んでいくんだなと思った。緊張しました」と初々しく語った。契約金の使い道については「野球道具を充実させたい」と笑顔を見せた。 若手の先発陣がそろう西武だが、気になるのはやはり同じ右腕の今井。「ずっと見てきました。同じチームになれるので、いろいろなことを吸収して力にしていきたい」とモデルにしながら練習に励んでいくことを誓った。(中野剛史)