1日14品目の健康法を実践する、重松久惠さんの技あり冷蔵庫。
すぐに使いたい生肉や切り口から傷みやすい野菜だけは、保冷がより利くアルミ製容器に移し、冷気がたまる下段に置いておくそうだ。 「常備菜はどんな料理にも添えやすく、食卓が少し豪華になった感じのする、彩りがきれいなものを作るように。定番は、豆のサラダ、にんじんのレモンマリネ、蒸しカボチャかさつまいも、かぶ酢か浅漬け、青菜のおひたしあたりでしょうか」 何でも揃う冷蔵庫は想像力も刺激。 「旅先で出合ったひと皿の再現を試みたり、思い付きで創作したりしたくなります。食材が半端に余ったら、まとめて煮込んでスープに。14品目を気にかけつつも食卓が賑わいます」
パンやご飯のお供、おやつはいろいろあると幸せ。
目の高さの冷蔵室上段には〝忘れてはいけないもの“を。
パンのストックは常に数種類。買ったらすぐにカットして冷凍。
冷蔵庫を味方にして、調理や盛りつけの時間を削減。
冷凍室・上段手前にいつもある野菜4種。
重松久惠 さん しげまつ・ひさえ ファッションコーディネーター、中小企業診断士 モノ作りの現場で、職人と企業を橋渡しする役を果たす機会が多い。料理好きで、全国や世界各国の食にも精通。愛用の冷蔵庫は三菱製。
撮影・小川朋央 文・中嶋茉莉花
『クロワッサン』1119号より
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