仕事で燃え尽きた状態から、じわじわ回復するための6つの対策
仕事の燃え尽き症候群というのは、身体的、精神的、情緒的に疲弊した状態で、無気力や目的意識やアイデンティティの喪失感も特徴です。 仕事の燃え尽き症候群は必ずしも病気とは限りませんが、長く放置している場合、医療的なケアが必要になるかもしれません。 長期間続くと、さらに悪化し、うつ病や薬物乱用、高血圧など他の問題を引き起こす可能性があるからです。 今回は、仕事の燃え尽き症候群を撃退するためにできる6つの対策をご紹介しましょう。
1. 充実した休暇を取る
燃え尽き症候群のよくある原因のひとつが、ワーク・ライフ・バランスの乱れです。 仕事の負担が大き過ぎて、リラックスしたり、個人的にやりたいことを追求したり、家族と過ごしたり、趣味や興味のあることをしたりする時間がないと、すぐに燃え尽きたり疲弊したりします。 不健康なワーク・ライフ・バランスのせいで燃え尽き症候群になっているかもしれないと感じたら、休みを取るのが効果的で回復につながるかもしれません。 そんなに長い休みでなくてもいいですが、仕事からきちんと離れ、心穏やかに過ごせるくらいの期間はあった方がいいです。 また、休暇を取ることで、自分の状況を見つめ直す時間と心の余裕もできます。
2. 仕事とキャリアどちらに問題があるのか見極める
仕事やキャリアのせいで燃え尽き症候群になっているのでしょうか? その違いを見分けられるかどうかによって、対応が変わってきます。 簡単に見分ける方法として、仕事でワクワクすることと、仕事で消耗することのリストをそれぞれ作成。実際にやっている仕事全般にワクワクすることがある場合は、仕事自体ではなく、仕事環境に問題がある可能性が高いです。 これが当てはまる人は、燃え尽き症候群が転職するタイミングだと報せるサインのひとつかもしれません。一方で、仕事を離れている時も、仕事自体に疲弊したり、消耗したりしている場合は、キャリア全体を変えた方がいいのかもしれませんね。 しかし、大事な決断はまだしないでください。燃え尽き症候群の原因も解決策も、他にもあるかもしれません。