ソシエダ、アーセナルの最初のメリーノ獲得オファー拒否か…移籍金と支払い方法で合意ならず?
レアル・ソシエダはスペイン代表MFミケル・メリーノに対するアーセナルの最初のオファーを拒否したようだ。14日、『イブニング・スタンダード』や『インデペンデント』など複数のイギリスメディアが伝えている。 21シーズンぶりのプレミアリーグ制覇に向けて、今夏の移籍市場で戦力拡充に動いているアーセナル。ブレントフォードからレンタル加入していたスペイン代表GKダビド・ラヤの買い取りオプションを行使すると、今夏のEURO2024でも躍動したイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリを推定総額5000万ユーロ(約80億円)で獲得。昨シーズンのプレミアリーグで最少失点に輝いた守備陣の強化に成功した。 アーセナルが次に着手したのが中盤の補強で、今夏のEURO2024優勝にも貢献したメリーノを“ターゲット”に設定。早々に選手本人と2029年6月末までの5年契約締結で個人合意に達したものの、レアル・ソシエダとの交渉は長期化しており、プレミアリーグ開幕が間近に迫った現時点でもクラブ間合意には至っていない。 報道によると、アーセナルはメリーノに対する今夏最初のオファーを提示したものの、レアル・ソシエダに拒否されたとのこと。アーセナルが移籍金として2600万ポンド(約49億円)を提示したのに対し、レアル・ソシエダは3000万ポンド(約57億円)程度を要求しているという。また、アーセナルが移籍金を3年間の分割で支払いたいと考えている一方で、レアル・ソシエダはより多くの前払い金を要求しており、この点でもクラブ間の折り合いが付いていないようだ。 今後の両クラブの出方次第では、移籍市場最終盤まで続く可能性があるとも指摘されているメリーノ獲得交渉。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、両クラブが引き続き連絡を取り合っていると強調しつつ、アーセナルがカラフィオーリ獲得交渉時と同じように最善の解決策を見つけるべく努力を続けていると伝えている。
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