「いつどこで大雨特別警報発表でもおかしくない状態は続く」 広島市の特別警報、警報に切り替え
気象庁は13日午後1時、広島市に発表していた大雨特別警報を警報に切り替えた。引き続き土砂災害、河川の増水や氾濫に厳重に警戒するよう、呼びかけている。 同庁は13日朝、「線状降水帯が発生し、これまでに経験したことがないような大雨になっている」として広島市に大雨特別警報を発表していた。 気象庁は「特別警報は警報に切り替わったが、いつどこで大雨特別警報が発表されてもおかしくないような状態は続いている。また、これまで降った雨によって、少しの雨でも土砂災害や洪水が発生する可能性がある。引き続き警戒してほしい」と話している。 また、同日午後0時半に、広島県三次市の江の川上流で氾濫発生情報が発表されている。国土交通省は「今後、島根県の江の川下流で水位が上昇することが予想されている。今回、島根では広島ほどの雨を経験しておらず、実感はないかもしれないが、氾濫の恐れがあると考え、避難の準備をしてほしい」と呼びかけた。