4団体統一王者の井上尚弥が王座防衛。ドヘニーが腰を痛め戦意喪失のTKO
井上は試合後のリング上でのインタビューでこのフィニッシュについて「少なからずダメージの蓄積はあったと思います」と語った。 この日は慎重な試合運びを見せていたのだが「今回、テーマというかやりたかったのは丁寧にボクシングを組み立てること。ボクシングは簡単なものではないので、倒しに行こうと思って倒せるものではないので、しっかりボクシングというものを理解して組み立てることを意識しました」という理由から。 そして「内容、結果通して皆さんの満足するような期待していたような試合内容ではなかったと思うんですが、長く試合をしているとこういう試合もあるということで。また次に期待してほしいと思います。まだまだ未完成だと思うし、今日の試合の内容は自分の出来の悪さではなく、ドヘニーのキャリアや試合運びのうまさといったものがこういう内容にさせたと思うので、まだまだ自分としては完成していないと思うので、もっと上を目指してやっていきたい」などと語った。 試合後のリング上でプロモーターのボブ・アラム氏となにやら会話をかわしていたのだが、これについてはアラム氏は「年内にもう1試合、東京で試合をして、そして来年にはラスベガスで大きな大きなイベントを開催したいと思っています」と語っている。