センバツ2024 京都外大西/京都国際 切り替え完璧 出場決定から一夜 /京都
センバツ出場校決定から一夜明けた27日、府内から選出された京都外大西、京都国際の両校選手たちは思いも新たに朝から練習に取り組み、大会に向けての準備を加速させた。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 18年ぶり7回目の出場が決まった京都外大西の選手たちは、雪が残る西山グラウンド(京都市西京区)で練習。雪が解けてぬかるんだ土の上ではしご状の器具を使ったトレーニングなどをして体を温めてから、打撃練習や遠投などに取り組んだ。前日の選考委員会で校名が読み上げられた直後とは打って変わり、選手たちは引き締まった顔つき。乾光葵(みつき)主将(2年)は「やっと甲子園に行けるという実感がわいた。主将として見て今日の雰囲気は良いと思う」と話した。上羽功晃監督は選考委員会後にあったミーティングで現時点でメンバー入りする可能性が高い15人を発表したといい、「ここから変わる選手が出てくれば」とチーム内の競争を期待した。 3年ぶり2回目出場の京都国際は京都市東山区の学校グラウンドに隣接する室内練習場でアップトレーニング用のボールやゴムバンドなどの器具を使って始動。中崎琉生主将(2年)は「出場決定の時はほっとしたが、今朝は支えてもらっている人たちに恩返しするためにも必死でやらねばという気持ちになった」と話した。前日は同校の過去3回の甲子園にエースとして出場した森下瑠大投手(現DeNA)からもお祝いの連絡をもらったと明かし、「みんなには『浮かれている暇はない』と言った」と気合を入れていた。【水谷怜央那、矢倉健次】 〔京都版〕