ヤクルト・寺内崇幸コーチ、秋季キャンプで若手指導「選手一人一人の〝自分の基本〟をつくっていけるように」
今季まで独立リーグ、BC栃木で監督を務めていた新任のヤクルト・寺内崇幸内野守備走塁コーチ（41）が7日から松山秋季キャンプに合流している。積極的にコミュニケーションを図りながら、若手選手にアドバイスを送っており「キャンプなので、しんどいと思うけど、（チームに）明るさがある。意欲的に取り組み、集中力を保ってできているのでいいなと感じている」とチームの印象を語った。 巨人で過ごした現役時代は堅実な守備と俊足巧打の名バイプレーヤーとして活躍し、5度のリーグ優勝、2度の日本一に貢献していた。捕手登録ながら三塁にも挑戦している橋本や、内外野を守れるユーティリティープレーヤーの増田らに丁寧に体の動きを説明する場面もみられ「1軍に『自分たちが割って入る』という気持ちが芽生えるような成長をしてほしい。そのために、1つずつ分けて、理解できるように伝えていきたい。やっていることがなんとなくにならないように。何のためにやるか、何をしたらどうなるかをちゃんとひもづけることをやれたらうまくなると思うので」と説明。「選手一人一人の〝自分の基本〟、指標となるものをつくっていけるようにしたい」と思い描いた。
